「保育の心理学」は1年生の幼児教育コースの学生が履修している保育士資格取得に必須の科目です。

オンライン授業が始まり，「子どもの発達と環境」の授業回では，「子どもの発達は，子どもと子どもを取り巻く周囲の環境との相互作用である」という視点で，子どもを取り巻く環境や環境を通しての保育について考えてもらいました。

入園当初は楽しく通っていた子どもに「先生嫌い」と言われた事例や，乱暴な言動をする一方で甘えた態度を示す子どもの事例について，子どもの気持ちの変化やなぜそうなったのかを考え，保育者としてどのように関わったらよいかも考えてもらいました。

本来はこうした事例について，なぜそう考えるかを受講生同士で話し合ってもらいたいところです。
こうした話し合いをオンラインで実施するのが今後の課題です。