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こども教育の学び

高校生が大学の講義を体験

光華女子学園では、大学と幼稚園、小学校、中学校、高等学校が研究連携を図り、質の高い教育に取り組んでいます。

今回紹介するのは、光華女子学園、京都光華高等学校3年生を対象に行った国語の授業の様子です。

体験授業のテーマ:「考えることを楽しむためには、何が必要か」

授業内容:現代文(意見文)を教材に、表現者(筆者)の意図を考える授業です。単なる内容の読み取り、理解にとどまるのではなく、なぜ筆者はこのことを書いたのだろう?なぜ筆者は、この段落を作ったのだろう?と筆者の立場に立って考えることで、正確な読み取りに必要な基礎的読解力を磨くとともに、文章を構造的、論理的に読む力を磨くことのできる授業内容です。

以下に、国語の授業に参加した高校3年生の感想を紹介します。

京都光華高等学校3年M.A

私は、この2時間の授業の中でたくさん「なるほど」と思うことがありました。自分自身で問いを考え、なぜその答えを出したのか考えるという過程が本当に楽しかったです。考えることを楽しむためには、「問いを立てること」「なるほど、という楽しさや気持ちよさ、感動を実感すること」だと思いました。自立した大人になるために、もっと勉強をしていきたいと強く感じた2時間でした。貴重で、楽しい学びをさせてくださり、本当にありがとうございました。

京都光華高等学校3年R.Y

今日の授業を通して、常に問いを立てることが大切だと実感しました。実際、問いを立てることはとても難しいことですが、谷本先生が、何に注目して問いを立てているのかということを授業を通して学ぶことができました。また、自分の考えを出すときに、根拠や理由を述べることが大切だと改めて感じました。根拠をもつことによって、自分で判断する力がつくと思うので、これからの学校生活でしっかりと問いを立てて、大学生になるまでに少しでも成長したいと思いました。

京都光華高等学校3年U.S

今回の授業を受けて、疑問を持つことの大切さを実感しました。「どうして、なぜ、どうやって」と考えることによって、どんどん新しい知識が増えていくと思いました。この考え方は、これからの自分にとって必ず役に立つことだと感じました。また、意見を交流することでも知識だけでなく、自分にでは気付かなかった考えを知ることができるので、交流することも大切にしていきたいです。

           こども教育学科 谷本 寛文

京都光華高等学校3年生を対象とした国語の授業