京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 造形ゼミ卒業制作⑥ 子どもとファッション〜子ども服の歴史と今後の展望〜

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造形ゼミ卒業制作⑥ 子どもとファッション〜子ども服の歴史と今後の展望〜

造形ゼミ4年生のNです。私は、子どもとファッション〜子ども服の歴史と今後の展望〜をテーマに、昔の西洋の子ども服と近代の子ども服を制作しました。

作品はエリザベス・ユウィングの『こども服の歴史』という本の中の昔の子ども服の写真やSNS等で、最近の子ども服について調べて、投稿されているものを参考にしながら、作りました。この作品の制作を通して、昔は大人の着ていたものを着用していたり、見た目やデザインを重視しているものが多いなと気付きました。また、最近の子ども服は、逆で機能性を重視しているものが多く、脱ぎ着がしやすいようになっていたり、デザインも洗濯しやすいようにシンプルなものが多いのかなと感じました。

 

また、研究を進めていく中で、昔と今の子どもに対する考え方や、子ども服に対するイメージなどの違いを知ることが出来ました。子ども服には、その時代の生活様式や考え方などが現れているのではないかと気付きました。また、時代の変化による服装の変化だけでなく、子ども服の変化から子供に対する考え方の変化も学べ、とても興味深かったです。

 

これから先も、どんどん服装も生活様式も変化してくると思います。今回の研究で、子ども服の歴史について学び、これから先の子ども服がどのように変化していくのか、楽しみだなと思いました。

19世紀の西洋の子ども服 (左::男の子用の木綿のスーツ) (右:軽騎兵風のボタン付き。スケルトン・スーツ)

近年の子ども服 (左:サロペットブルマ)  (右上:ロンパース) (下:女の子用ワンピース)