京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 〈保育実習ⅡⅢ実習報告会をZoomで行いました〉

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〈保育実習ⅡⅢ実習報告会をZoomで行いました〉

保育実習Ⅱまたは保育実習Ⅲは、保育士資格取得のための最終段階の実習でした。今回の実習報告会では、子どもたちと経験したエピソードから、子ども・保育者・実習生それぞれの思いを読み解く、ということをテーマに、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使って、グループ討論をしました。

この日を迎えるまで、学生は自分が体験したエピソードを「子ども」「私」に焦点を当てて刻々と変わる気持ちと言動を追って分析し、グループ討議のポイントを書きだしました。またグループのメンバー同士、エピソードを読み合い、感じたことや質問したいことをあげました。

当日は、こども教育学科全教員、そしてゲストとして浦堂認定こども園濱崎園長、愛光兜台こども園生井保育士、田中保育士にもご参加いただき、各グループ5人の実習生のエピソードについて、聞き合い、その意味を問い合う、充実した討議となりました。

全体会では、ゲストの方々より、子どもたちとの関わりの中で自分の常識を問い直し続けようというご示唆を頂きました。また、保育現場ではエピソードの中に見出される子どもの育ちを職員同士また保護者に伝えるためドキュメンテーションという方法をとっていることもお聞きしました。

全体会では、代表学生がこれまでのすべての実習を振り返っての感想を発表しました。聞きながら、一つ一つの歩みがつながってきていることを感じたものでした。みなさん、よく頑張りました。たくさんの方々のお支えのうちに実習での学びを終えることができました。