京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 大学生活を支える「ピア(仲間)」の存在

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こども教育の学び

大学生活を支える「ピア(仲間)」の存在

新型コロナウイルス感染拡大を背景に授業の実施形態においても何かと制限があり、対面とオンライン授業の両方を活用した新しい教育のあり方が問われています。普段、大学で毎日のように会っていた友人に会う機会も減り、「人とのつながり」をより大切に感じるようになった人もいることでしょう。

京都光華女子大学こども教育学科には、1年次の前期に「基礎ゼミⅠ」という授業があります。大学生活に必要なスキル全般について学ぶことはもちろんのこと、大学生活を支える「ピア関係」(仲間同士でお互い支えながら学び合う関係)を深めていくための時間でもあります。

第2回目の授業では、自分をアピールし、相手を知るための時間を持ちました。授業前課題として学習支援アプリを使って自己紹介動画を撮って共有し、対面授業ではルールを設けて、グループを変えながら交流の場を持ちました。最初はなかなか話が進まず、「間」が生まれることもあったのですが、授業の終わり頃には一段と仲良くなって、会話が途切れることなく続いていました。

充実した大学生活を送る上では、教員からのサポートだけでは解決が難しい問題も出てきます。そこで、自分と同じ視点から話を聞いてくれて励ましてくれる「ピア(仲間)」の存在はとても大切なものです。対等な関係だからこそできるサポート、そこに「ピア関係」を築き上げ、深めていくことの意義があることでしょう。

対面授業で交流の時間をもつ新入生たち