京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 高大連携の取り組み:大学の「英語」の授業体験

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高大連携の取り組み:大学の「英語」の授業体験

高等学校と大学の双方がそれぞれ独自の目的や役割を踏まえつつ有機的に繋がることが、次世代を担う学生(生徒)の能力・資質の向上に必要であると考えられています。京都光華女子大学こども教育学科では、高校生のみなさんに本学科の教育・研究に触れる機会を提供し、一層魅力ある高校教育及び大学教育を実現していくための活動に取り組んでいます。

6月22日には、京都光華高等学校の皆さんに大学の授業を体験してもらいました。まず、こども教育学科における学びを象徴する「A New Me!」(できなかったことができるようになる新しい自分へ)について知ってもらい、次に、音から文字、そしてコミュニケーション活動として展開される小学校英語指導法の授業を体験してもらいました。休憩を挟んで行われた後半部では、ウォームアップ活動として英語を使ったゲームに取り組んでもらった後、チームワークとスピードが必要なディベートに入りました。参加者全員、目をキラキラさせながら積極的に取り組んでいる姿が印象的でした。

参加してくれた高校生からは以下のような感想をいただきました。

【参加した高校生の感想】

  • 今日の授業を受けてみて、自分が子どもの頃から学んできたことは今の自分につながっているんだと思いました。教育を受けることの大切さを改めて感じ、得意ではない英語でも楽しみながら学ぶことができるんだと実感しました。
  • 大学の授業と聞いて、少し難しい感じかなと思っていたのですが、遊び心もありつつ学びもあったのが一番良かったです。今の幼稚園、保育園、小学校における教育のあり方についても深く考えられる良い授業だったと思います。
  • 幼児教育の重要性について気づき、プレゼン後の授業体験では、子どもたちに伝わる指導法について具体的なイメージを持つことができました。授業の始まりの時の自分と終わった後の自分とで変化が感じられたように思います。
  • 今の幼児教育の現状について知らなかったことが多く、とても勉強になりました。また、本の読み聞かせやディベートを体験してみて、英語だけでなく他でもこのような取り組みを活用することができそうだと思いました。
  • チームで協力しながらゲーム感覚で学べた英語はとても楽しく、また、絵本の読み聞かせをすることで伝わりやすい話し方など相手を配慮した工夫にも気づくことができました。
  • 子どもを教える職に就くには、コミュニケーション能力が大切だし、間違えても努力をすることが成長の一歩なんだと思いました。今、自分ができることを精一杯頑張って、先生になりたいです。
  • いつもの授業とは違って、楽しく英語が学べたし、ミスがあまり恥ずかしくなかったです。最初のプレゼンでは、興味のある内容がたくさん含まれていて、「こども教育」についてもっと知りたくなりました。

本学科では、高校生が早い段階から大学における学習意欲を向上させるとともに、適切な進路選択ができるようにするための機会として、これからも高大連携の取り組みを充実させていきます。

(プレゼン)こども教育学科における学び:「A New Me!」とは?

英語科指導法の授業体験:絵本の読み聞かせ

人とつながる生きた英語体験:「ディベート」