ニュース

こども教育の学び

〈授業紹介:保育実習指導Ⅱ〉

 保育士資格のための、残る最後の実習の事前授業です。これまでの実習経験を踏まえ、さらに子ども理解を深め、保育技術を得ることに向けての学びをしていきます。

まず、浦堂認定こども園の濱崎先生に特別講義をしていただきました。自園の保育の様子を伺い、パンフレットを見せていただき、いいな、と思う点を付箋に書いて見あいました。子どもの立場で、うれしい保育の実践を目指したいと確認しあえた時となりました。

さて、この授業では2つのポイントで学習しています。一つは、保育計画を立てて実践する、ということです。2歳児が柔らかい紙を使って遊ぶことをテーマに、模擬保育を行いました。2歳児の発達、動きや言葉、仲間関係の様子を確認しながら、柔らかい紙の特質を生かした保育をしてみます。お互いに意見を出しあい、改善策を考えました。

もう一つは、出来事の中のエピソード記録を書き、子ども、私、それぞれの言動から、考えていること、願っていることを考えあうということです。先日の授業では、教材用DVD2歳児の事例を見ながら、エピソード記録を書くためのメモを書き出しました。実習中には、状況を的確に文章で表しながら、自分の考えをまとめていきます。

 もうしばらく準備を重ねて、実習がはじまります。

園の様子で、いいな、と思ったこと

園の様子で、いいな、と思ったこと

紙吹雪ちらして「わーい」

こんなことできるかな

DVDの事例を見ながら、子どもの状況(ピンク)と保育者の言動(クリーム色)を整理します