京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 右京区サンサにこにこ広場に参加しました

ニュース

イベント

右京区サンサにこにこ広場に参加しました

11/9(火)右京区役所内の体育館において、右京区サンサにこにこ広場が開催されました。

大学にも催しの参加のご依頼をいただきましたので、ゼミの学生と相談をして参加を決めました。「どんなことをしたら子どもたちが楽しんでくれるだろう・・・」と光華こどもひろばや実習での経験で3歳未満児が楽しんでもらえそうなゲーム等を考えましたが、コロナの中でいろいろ制約もあって、子どもたち同士が密にならずに楽しめて、学生のこれまでの経験の生かせるものと考え、「手遊びとパネルシアター」で参加をすることにしました。

パネルシアターでは、11月という時期を考えて「みどりのぼうし」という絵本をアレンジしたオリジナルの「きいろのぼうし」にしようということになり、10月から作成をしました。大まかな流れを決め、流れにそって必要な登場人物や物などを考えつつ作成しました。

製作が終わると、実際につくったものを使っての練習です。台本を見ながら、登場人物を動かしていくのですが、初めはなかなか大変そうでした。台本を読むだけ、登場人物を貼るだけで精いっぱいのようでしたが、ゼミ生の5名が、当日、誰でもが主になって進められるように、何度も練習をしました。「台本通りだけでなく、どんどんアドリブをいれた方がいいよ」とアドバイスをし、だんだん表情も口調も柔らかく滑らかになっていきました。

手遊びは大きな動きのできる「さかながはねて」をすることになりました。はねたさかなは、どこにくっつくのか、何回しようか、順番は?・・とみんなで考え決定しました。最終案では、パネルシアターの「きいろのぼうし」に繋がるように「最後は頭にくっついて『ぼうし』ができることにしよう」となりました。

 11/2には、手遊びからパネルシアターを通してリハーサルをしました。だんだん気持ちが入ってきて、誰でもがアドリブでどんどん話を進め、子どもたちへの声掛けも自然に声掛けできるようになっていました。あとは当日のお楽しみです!

 11/9朝から準備をして、リハーサルです。5名のゼミ生の内、1名は授業のために、遅れて到着するのはわかっていたので、『到着までは4名で頑張ろう』ということになっていたのですが、当日急遽1名が参加できなくなり、3名で乗り切ることになりました。他の取組は大掛かりな準備をされていましたが、私たちは簡単に準備を済ませられたので、催しの始まるまでの時間をたっぷりリハーサルにかけることができました。

 いよいよ10時になり次々と親子連れがやってこられました。スタンプラリーを兼ねてそれぞれの催しコーナーを回っていかれます。私たちのコーナーは2番目なのですぐに集まってこられます。いよいよスタートです。

子どもたちはお家の方の膝の上で手遊びを一緒に楽しんでくれていました。パネルシアターに移っても、子どもたちは時々登場人物の方を指さしながら、見ることを楽しんでくれていました。途中、『山の音楽家』の曲では、タンバリンに合わせてお家の人と一緒に手拍子で参加してくれていました。お話が終わると「バイバイ」と手を振って隣のコーナーに移動していかれました。次から次へとお客様が来られるので、演じる学生たちは休む間もなく主になって進め役を交代しながら、終了時間まで手遊びとパネルシアターに取り組みました。

  終了後には、区役所の担当者の方から、「ほのぼのとした良い感じで進めていただき、有難うございました。参加者の方がとても楽しかったとおっしゃっていました」とお礼の言葉をいただきました。

 参加した学生からは、「久しぶりに乳幼児さんと関わることができて、よい経験になりました」「初めてだったので緊張してうまくできるか不安だったけど、子どもに癒されていつの間にか緊張もなくなってパネルシアターをすることができました」「楽しかったです!いい経験になりました」「ずっとやってみたかったパネルシアターができてよかったです」という感想がありました。

 地域と連携して子育て支援を行っていくことは、これから保育の現場にでてからも大事な取組だと思います。地域の子育て支援デビューといういい経験のできた機会であったと思います。やっぱり4年生は、子どもと関わるのが上手だなと改めて思いました。お疲れ様でした!

頑張って準備しています

いよいよ発表!

パネルシアター楽しんでくれました

きいろのぼうしにどんぐりや葉っぱがたくさん