京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 「小学校英語指導演習」の授業風景 (2)

ニュース

こども教育の学び

「小学校英語指導演習」の授業風景 (2)

「小学校英語科指導法」では、11月にアメリカの伝統行事であるThanksgiving Day「感謝祭」(11月の第4木曜日)を異文化理解として学び、2名の受講生が模擬授業を行いました。

①KMさんは、5年生の単元6“I want to go to Italy.”を教えました。

15ヶ国の国旗を用意してくれたので、それぞれの国名をALT(外国語指導助手)役のAquannaさんに倣って発音し、日本語で言う国名との違いを意識して練習しました。その後、自分が取り上げてみたい国を考え、そこでsee/eat(drink)/buyしたいもの/ことを、それぞれ英語で言ってみました。Aquannaさんに発話してもらってから繰り返し練習したので、みんなとてもじょうずに英語で言えました。KMさんとALTの連携はすばらしかったです!

感謝祭についての説明もしてくれました。それに加えて、Aquannaさんの焼いたturkeyや、大きな七面鳥の泣き声(gobble, gobble)についての話など、みんな楽しんでAquannaさんから聞きました。
授業では、本来の宗教色を排して、“What are you thankful for?”の問に対する回答をまず考えました。健康や、家族、友だち、平穏な日々など、考えついたことを英語で表現することもAquannaさんに教えてもらいました。アメリカのこどもが感謝祭で必ずする「手の形を描き写し、指先に感謝したいことを書く」遊びもおもしろかったです。アメリカでは外で落葉を拾ってきて、それに書くそうですが、KMさんが授業用に準備してくれた落葉型の紙に、それぞれ感謝していることを書きました。

②KSさんは、3年生の単元4“I like blue.”を教えました。

デジタル教材の歌を聴き、使われた色7色を聞き取りました。その後のインタビューでは、スポーツ(baseball, soccer, swimming, basketball, dodgeball)の好き/嫌いを友だちに言ってもらい、I like/I don’t likeの言い方を学びました。
感謝祭のゲームは、感謝祭にまつわるイラスト(かぼちゃ・落葉・マッシュポテト・七面鳥など)が描かれたビンゴゲームを楽しみながら、このお祭りと関連がある事象を学ぶことができました。

5年生の単元6“I want to go to Italy.”の授業風景

3年生の単元4“I like blue.”の授業風景