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こども教育の学び

授業紹介 <道徳>

「道徳」は3年生の主に幼児教育コースの学生が選択にて履修している科目です。実際にあった出来事や人生体験をとりあげ、現実の問題と向き合いながら道徳を考え,「議論する」ことを授業テーマとしていました。コロナ禍の中,今年度はオンライン(オンデマンド型)授業とのことで,授業支援システム(光華naviのクラスプロファイル)の「クラスフォーラム」という掲示板のような機能を活用してディスカッションをしようと考えていたところ,システムが新しくなりその機能は使えなくなってしまいました。そこで試みに,2段階の課題提出を設けることにしました。

1段階は,特定の問題に対する自分の考えをウェブ提出します。そして第2段階は,提出課題を受講生同士が共有することができる設定により,他者の意見を閲覧して自分の意見を再度見つめなおし,改めて考えたことをファイル提出します。

今年度は具体的にどんなことを取り上げたか,紹介しましょう。まず,判断が難しい状況に直面した人が何を考えどう判断したかを知り,道徳的な問題を自分のこととして考えてもらいました。次に,困難を乗り越えて大きな仕事を成し遂げた人や自分の夢に向かって努力する人など,挑戦を続ける人の生き方を考えてもらいました。 そして後期授業も残り数回となり,今日の授業課題では,生きていくことは身の回りの人たちと関わっていくことから,人との結びつきやコミュニケーションの大切さを考えてもらっています。どんな意見が出てくるか,楽しみです。