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こども教育の学び

〈おまつりごっこをしました〉

「ごっこ遊び」には教育的意義があると、幼児教育機関で推奨されるようになってから100年以上経ちます。ままごと、電車ごっこ、お店屋さんごっこ、といったごっこ遊びは、社会の中の営み、物事を覚え、それを友達と共有し、そして物を創り出す能力を子どもたちに育みます。日本の幼児教育の父と呼ばれる倉橋惣三がごっこ遊びを保育の内容の一つに位置付けたことにより、今日まで幼稚園・保育園では大切な活動となっています。

学生の演習でも、「おまつりごっこ」に取り組みました。おまつりコーナー担当学生は、材料を吟味し、準備、設定をします。子ども役の学生は遊び券をもって各コーナーを回りました。的に当てる、釣る、といった嬉しさ、作ったものを身につける、作ったもので遊ぶ、という楽しさを仲間と一緒に味わいました。役割を果たすこと、ルールを知ることもごっこ遊びの重要な要素です。ごっこ遊びに興じる子どもの気持ちに思いをはせるきっかけになったことでしょう。

まとあて:床の線のところから投げてみます

おめんづくり:顔を描いたら頭につけてみよう

あてものくじ:くじ引きは運に天に任せて