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こども教育の学び

ゼミ活動紹介 - サラ砂作り ―

こども教育学科では4年生で卒業研究に取り組みます。
3年時の幼稚園実習で子どもの砂遊びに興味を持ち、幼児の砂遊びを卒研のテーマとして取り上げることを検討している学生がいます。

子ども達に人気のあった「サラ砂」作りを自分たちも体験したいということで、ゼミメンバーで大学近くの公園に出かけました。

 「サラ砂」は子ども達にとっては宝物です。学年の小さい子ども達は、年長のお兄ちゃん、お姉ちゃんが作っているのをじっくり見て真似て、だんだんきめの細かい「サラ砂」が作れるようになっていきます。
私たちもスコップとお皿(今回は紙皿)を準備し、砂の量を加減しながらお皿に入れ、傾斜をつけて前後に動かしながら肌理(きめ)の粗い粒を落としていくと、ほんのわずかな「サラ砂」ができました。

大人であれば1~2回やってみるとすぐにコツは呑み込めますが、幼児の場合は何度も失敗を繰り返して、やっと「サラ砂」ができるのだと思います。お皿に溜まった「サラ砂」を触ってみるとやわらかでサラサラして独特の肌触りです。学生さんたちの活動は「サラ砂」作りから泥団子作りに変化していきました。夢中で幼いころに戻って砂遊びを楽しみました。

その後、ブランコに乗ったり、四葉のクローバーを探したり、楽しい時間はあっという間に過ぎました。この体験をどのように卒研としてまとめるのかをしっかり考え、論文を完成させてください!

きめの細かい砂と荒い砂を分けていきます

サラ砂は一度に少ししかできません

水を持ってきて泥団子作りが始まりました

まあるい泥団子ができあがりました

泥団子3兄弟

四葉のクローバーも見つけたよ!

シロツメクサの冠をかぶって