9月18日（日）に、本学主催で第2回英語教育フォーラムが催されました。幼小中高そして大学、短期大学、大学院が同じ地にある本学で、「つなぐ・つなげる・つながる英語教育」をテーマに、広く英語教育関係者、保護者、小学校教員が集まって明日の英語教育を考えることを目的に昨年から始まったフォーラムです。

2021年は、600名近くの参加者があったのですが、今年も、３連休中日の開催にも関わらず沢山の参加者を迎えました。

「つなぐ」のテーマに沿って、「如何に『言語活動』とICT教育をつなぐか」という、文部科学省視学官の直山木綿子氏のお話、ペンシルバニア大学のバトラー後藤裕子教授からは「自身の指導を常に振り返り、学習者も巻き込んで実践と研究を結ぶ」ためのアクションリサーチの具体的なお話がありました。いずれも英語に限らず、すべての教育に関わる示唆に溢れたお話でした。

後半は、こども教育学部 田縁眞弓教授からの大学と幼稚園が連携した英語教育の実践報告で始まりました。そこでは、英語の読み語りを使った指導法が、可愛い子どもたちの様子とともに大西千昭教諭（幼稚園）から紹介されました。引き続いてのシンポジュウムでは、福井博美教諭（小学校）、吉田隆昭教諭（中学校）、岡崎美紀教諭（高校）よりICTを使っての最先端の英語教育の実践報告がありました。どんな校種においてももはやICTや英語教育抜きでは語れない時代の中、光華の「つながる」英語教育は先を走る大変貴重なモデルになることと思います。

　当日は、こども教育学部の学生たちもたくさんお手伝いに参加し、ステージ上では学生によるピアノ生演奏でのお迎えとお見送りがありました。参加者からはフォーラムの中身だけでなく、こども教育学部の学生のとても気配りある受付での姿やピアノ演奏に感激したという嬉しい声が沢山寄せられました。