保育実習Ⅱを前にした授業日、愛光兜台こども園の奥野先生、龍澤先生より「子ども理解を深める～ドキュメンテーションを通して」をテーマに講演をお聞きし、ワークショップを行いました。

　愛光兜台こども園では、園児が興味を向けて、友達とともに試行錯誤しながら楽しく取り組むプロセスを理解したい、そして保護者にも伝えたいという思いで、ドキュメンテーションの作成を続けておられます。スケッチブックにその日の出来事の写真を貼り、各写真にコメントを書き入れるという方法でされています。子どもの様子やその出来事に保育者がどのような意味づけをしているのかがよくわかります。

　そして、お二人の先生が持ってきてくださった保育場面の写真をもとに、学生もコメントを書いてみました。書き入れた付箋をグループの用紙に貼って見合うと、場面の理解が広がり、子どもへの願いも多様にあることがわかりました。

今回の実習では「日常のエピソードの中から子ども理解を深める」ことを大きな目標としています。このことに向けた学びをすることができました。

さあ、実習が始まります！子どもたちとの日々を楽しんできてほしいと思います。