京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 幼大連携英語プログラム 年長児保育参観

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こども教育の学び

幼大連携英語プログラム 年長児保育参観

本学園では、幼稚園と大学が連携を取りながら、英語教育のプログラムを開発しています。先日は、英語を学ぶ子どもたちの様子を見ていただく年長児の保育参観がありました。

指導は、幼稚園から高校を通して長年英語教育に関わってこられたトロイ先生と子ども教育学部のザック先生です。カリキュラムは幼稚園と大学の早期英語教育専門家が一緒に作りました。

テーマは「おせち」

1.2人のネィティブの先生がどんなおせちが好きだとか、自分の国ではおせちの代わりにホリディシーズンには何を食べるかといったスモールトーク*を、ターキーの写真などを見せながらしました。

2.楽しいおせちの絵本の読み語りを聞きました。かなり長くてストーリー性のある話ですが、英語でのWhat’s this?という問いかけにみんなblack beans(黒豆)fish cake(かまぼこ)と元気な声で答えています。おもしろい場面では笑い声も出ていました。

3.自分の描いた好きなおせちの絵を見せながらShow and tell*をしました。参観にきてくださったおうちの方にその絵を見せながら発表をした後、英語でHow about you?と聞くこともできました。(おうちの方にも手元に配られたおせちのリストから好きなおせちを英語で答えてもらいました)

4.ジェスチャー付きで英語の歌をみんなで歌いました。

*スモールトークー英語でのちょっとした雑談のこと 興味を惹きつけ英語を聞こうとする姿勢を育てる目的で行うこともある。

*Show and tell―絵や実物を見せ話をすること 英語教育では人の前で発表をする練習のためによく使われる指導

参観はわずか20分でしたが、子どもたちが英語だけでたくさんのことを理解し、本当に伝えたい思いを堂々と発表している様子は見ていただけたかと思います。

また引き続き、おうちの方にはザック先生によるミニ英語レッスンと田縁教授から子どもの英語教育で大切にしたいことに関してのミニレクチャーがありました。これからも、光華幼稚園と大学(こども教育学部)は連携しながら、未来を拓く子どもたちのための最新最良の英語教育を進めていきたいと思います。

テーマは「おせち」

What’s this?

fish cake(かまぼこ)!