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こども教育の学び

採用試験勉強法①ノート活用術

公立採用試験に向けて、コモンズで遅くまで頑張る学生の姿が見られます。ある学生は、お弁当を2つ持参して夜遅くまで勉強しています。そんな学生のノートを覗いてみました。

 

①自分だけのノート

採用試験対策ノートのポイントは、「自分が見て理解できるかどうか」です。人に見せるようなノートを作る必要はありません。ノートを見せてくれた学生は、間違ったところを付箋などで印を付けて、2・3回目と繰り返すにつれて付箋が減っていくことが意欲につながったと話してくれました。色分け等の工夫もされていました。

 

②付箋ノート

大学ノートやルーズリーフに直接書き込むのが一般的ですが、近年は「付箋ノート」が流行しています。付箋ノートとは、必要事項をノートではなく付箋に書き、付箋をノートに貼って情報をまとめるというノート術です。「付箋を並び替えて情報を整理できる」「内容ごとに付箋を色分けできる」ことにより、脳が整理されて理解度が高まるというメリットがあります。

 

③「ミスノート」(まちがいノート)

数学の勉強会に参加している学生には、「ミスノート」を作成・活用することを勧めています。間違った問題だけを別のノートに記録しておきます。ノートには、どこを間違ったのか、正解に至るためのポイントを記入しておいて、少し期間をあけて、問題をやり直します。そして、自力解答できるまで繰り返します。

 

 今年度の公立小学校の採用試験まで2か月少しとなりました。これらのノートには、「必ず合格して教員になりたい」という強い思いが詰まっています。最後までその思いを貫いてください。みんな応援しています。

 次回のブログ記事で、ノートを見せてくれた3年生の試験対策や意気込みをご紹介します!

間違いを付箋で説明

計画を達成できたらハンコで意欲付け