京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 基礎ゼミⅠの授業紹介~幼稚園参観~

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こども教育の学び

基礎ゼミⅠの授業紹介~幼稚園参観~

基礎ゼミⅠで実施した初年次インターンについて紹介します。

 

5月31日、こども教育学科の1年生が光華幼稚園を参観しました。

この初年次インターンでは、光華幼稚園の参観を通して、子どもの様子を知るとともに、教員の支援や子どもとの関わりから保育士や教員となる心構えを学び、これからの自分の学びの課題を明確にすることを目的としています。

 

グループごとに異なる年齢のクラスを参観し、実際に子どもたちとお話ししたり遊んだりすることで、幼稚園での活動や子どもの成長について学びました。学生は運動場を思いっきり走ったり、砂場で川を作ったりするなど、子どもたちの発達段階に合わせて関わることができました。帰り際に子どもたちから「帰らないで!」や「また来てね!」と言われ、学生はとても嬉しそうにしていました。

 

インターン後の感想です。

・先生の視線は常に全体に向いていました。あるグループと遊んでいても、端にいる子どもたちのこともよく見ていました。また、先生がいなくても子どもたち同士でコミュニケーションが図れるように、敢えて子どもたちから離れる場面があり、それは子どもの発達を考えた行動なのだと思いました。

・保育室の中の先生がいる位置に着目したところ、先生が保育室の中心にいることがほぼないことに気が付きました。保育室の端にいることで園児が自分の目が届く範囲にいるので、園児の安全を守ることができると思いました。

・お外遊びを通して、子どもとお話しすることはできたのですが、園児にとってわかりやすい言葉をうまく使いながら話すことができませんでした。先生はただ褒めるだけでなく、成長を促す言葉を掛けていたので、私もそんな先生になりたいと思いました。

 

今回のインターンを通して、子どもの様子や教員の指導・支援の具体的なイメージをもつことができました。また、教員・保育者となる上で必要な課題を掴むこともできたので、今後の授業で課題について調べたり議論したりする活動を行い、学びを深めていきます。

 

光華幼稚園の皆様、ありがとうございました!

たくさんのことを学んだインターンになりました!

園長先生より激励のお言葉をいただきました!