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幼児体操の創作

こども教育学科の専門科目に「体育Ⅱ(幼児)」という科目があります。幼稚園や保育所で行う運動遊びの教材やその指導について学びます。後期に入ってすぐのこの科目で、幼児向けの体操の創作を行いました。

授業ではまず、これまでに幼稚園や保育所でよく行われてきた、「はとぽっぽ体操」「ディズニー体操No.1」「エビカニクス」などの幼児体操をみんなで行いました。これらの幼児体操は発表された年代により曲のテンポがずいぶん異なります。子ども向けの体操ですので、子どもが親しみやすい生き物やキャラクターなどの動きを取り入れた構成になっているのが特徴です。また、ダンスではなく「体操」ですので、動きの目的(どの部分の体操なのか)などを踏まえて構成されています。そして、ラジオ体操を考えていただくとわかると思いますが、最初は体の各部位の小さな動きから体全体の動きへと発展していくような構成が多くみられます。

これらの幼児向けの体操の目的や特徴を踏まえ、受講生は「世界中の子どもたちが」の曲に合わせて、グループごとに幼児向け体操を創作しました。また、完成した体操を、保育者として子どもたちの前で行うつもりで、発表も行いました。楽しい体操がいくつも出来上がりました。機会があったら子どもたちと一緒にやってみてくださいね。

可愛いヒールポイントの動きを取り入れて

歌詞に合わせた振付を工夫