京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 授業紹介「保育実習指導Ⅱ」 特別講義「子ども理解を深める―ドキュメンテーションを通して―」

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こども教育の学び

授業紹介「保育実習指導Ⅱ」 特別講義「子ども理解を深める―ドキュメンテーションを通して―」

 保育実習Ⅱのもう一つの課題、「保育中のエピソードを読み解く」ことを学ぶために、実際に保育の現場で行われているドキュメンテーションという記録の方法を、愛光兜台こども園、愛光こども園の保育士の方に特別講義として教えていただきました。保育の場面の写真を用い、状況や子どものつぶやきを記入する方法です。ドキュメンテーションを作ることによって、子どもが考えていること、味わっていることへ共感できるようになり、明日の保育をよくしていこうとする機運が高まったとのことです。

 見せていただいた写真をもとに、学生もワークショップを行いました。「子どもの姿」を付箋に書き出して画用紙に貼っていきます。そして保育所保育指針にも載せられている「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)」に照らして「子どもの育ち」を記入していきます。時系列にまとめ、活動の種類に分類して付箋を貼りなおしながら、子どもの心の動きに思いを寄せることができました。

いよいよ保育実習Ⅱが始まります。仲間と共に準備してきたことを力にして、それぞれの実習園で頑張りましょう。

お二人の保育士を招いての特別講義

「子どもの姿」と「子どもの育ち」を書き入れていきます