ニュース

授業紹介

教育実習の報告(健康スポーツ栄養専攻)

 健康栄養学科には教職課程が設置されていて*1、教職志望の学生は夢に向けて日々努力しています。今回の記事では、健康スポーツ栄養専攻4年生の教育実習の様子を報告します。

 教育実習は自分の母校で実習をするのが一般的な形ですが、今年度はコロナ禍のため、本学科の実習生全員が京都市内の学校での受け入れとなりました。実施時期も前期・後期に分かれ、5月末から保健体育の前期組が実習を開始しました。先日、その集大成とも言える研究授業が行われ、本学科の担当教員も各実習校を訪問しました。

 私が見学した研究授業は中学1年生のソフトボールで、基本的なルールを知らない生徒も多い中、丁寧な説明と、工夫を凝らしたゲーム形式によって、みんなが楽しめる授業を実践することができていました。実習も3週目の後半ということもあって、指導がかなり板に付いてきている様子で、見ていて非常に感心しました。

 中・高の教育実習では授業だけでなく、部活動やホームルームの指導も経験することができます。3週間という短い期間ではありますが、大学の中だけでは決してできない貴重な経験を通して、人として大きく成長できる機会でもあります。

 京都光華女子大学には教職・保育職支援センターが設置され、教職志望の学生を継続的にサポートしています。
2022年度からは「京都教育大学大学院連合教職実践研究科」への加入も決まっていて、卒業後の選択肢も広がっています。保健体育科の教員や栄養教諭に関心のある高校生の皆さん、健康栄養学科でお待ちしております。
(文責:西川潤)

 *1 健康スポーツ栄養専攻では中学校・高等学校教諭一種免許(保健体育)および栄養教諭二種免許、管理栄養士専攻では栄養教諭一種免許を取得可能です。