中嶋 さくら
小学校教諭
小学校教諭を目指した理由・きっかけ
教員を目指した理由は、大好きな場所である“学校”で働きたいと思ったからです。私がこれまで学校を好きでいられた理由には、もちろん行事や友達との思い出もありますが、たくさんの素敵な先生に出会えたことが大きいと感じています。先生方には、やる気を与えてもらったり、自分を認め、強みや弱さを教えてもらったり、勉強以外の大切なことも教えてもらえました。“自分らしさ”を大切にすることを教えてくれた先生のように、こどもたちのよさを認め、伸ばしていくことのできる教員になりたいです。
教員採用試験対策、こんなことをしました!
教員採用試験は科目が多く、勉強しなければならないことがたくさんあるため、まず初めに過去問を解き、受験する自治体の問題傾向を把握しました。例年問題の傾向は大きく変わっていないため、頻出問題から抑えるようにしました。苦手な問題や、必ず覚えなければならないことは、ノートにまとめていました。小論文対策は、過去問を書いてみることから始め、アドバイザーの先生に添削指導していただきました。
二次試験対策は、面接や模擬授業が中心となってくると思います。毎日、志望理由やどんな先生になりたいのかなど、質問されそうなことを予想しながら、答える練習をすることが大切です。本番に何を聞かれてもいいように、面接カードに書いたことを中心に、自分のことは特に語れるようにしておくと良いと思います。模擬授業は、内容よりも笑顔・声の大きさ・表情・児童を想定できるかが重要であると思うので、思い切ってやってみることが大切です。
京都光華女子大学で学んで良かったこと
授業単位数は増えますが、3免取得可能であるため、乳児から児童まで幅広く、さまざまな分野を学ぶことができることです。専門教科・科目だけでなく、福祉や特別支援教育なども学ぶ機会があり、発達的なことから保護者や家庭への支援なども学んだことで、いろいろな見方ができるようになり、面接や場面指導の際にも生かすことができたと思っています。また、教職員の方々が親身になり、相談にのってくださることや、対策授業を行なってくださることや、同じ目標に向かって頑張ることのできる仲間がいることが光華のよさであると思います。
どんな先生になりたいですか?
小学校教員は6年間という心身共に著しい子どもたちの成長を見届けることができるので、私が憧れた先生のように、こどもたちのよさを認め、伸ばしていくことのできる笑顔で優しく、時には厳しさもある教員になりたいです。また、ON・OFFをしっかりして、自分の時間も大切にできるようにしたいです。自分の趣味などを児童にも共有し、いろいろな経験を子どもたちにもさせてあげれるようにいろいろな機会をつくっていきたいです。
教員を目指す後輩へのメッセージ
教員採用試験を控えた今、不安な気持ちでいっぱいな人もいるかも知れません。ですが、最後まで「先生になりたい」という強い意志を持って、諦めなければきっと夢は叶えることができます。採用試験はあくまで通過点です。頑張りすぎることなく、今日頑張った自分を褒めて、ほどほどに休みながら、夢に向かって頑張ってください。
浦松 佑衣
小学校教諭
小学校教諭を目指した理由・きっかけ
私が教員を志望した理由は、自分や相手を大切にし、様々なことに自ら挑戦する児童を育てるために、教員という立場から児童の自己肯定感を向上させたいと思ったからです。私は小学生の頃、周りから体型のことでからかわれることが多く、自分に自信もなく消極的でした。そんな私を気にかけてくださり、自分を大切にすることについて教えてくれた小学校の恩師との出会いがきっかけで教員に興味を持ち始めました。
教員採用試験対策、こんなことをしました!
私は、大学推薦枠で受験したため、第一次試験の筆記が免除され、小論文と個人面接のみでした。大学推薦枠が確定するまでは、小学校全科や教職教養の参考書を一通り行っていましたが、確定してからは小論文と個人面接に集中して練習をしました。小論文は、過去問のテーマを見て、時間内に「はじめ、なか、おわり」を意識して書くことを意識しました。また、小論文も面接も、京都府の教育振興プランから出ていることが多かったので、資料を何度も読みました。二次試験では、個人面接と模擬授業だったので、先生に相談にのってもらいながら、毎日模擬授業の練習をし、人前で明るく、笑顔で、堂々と話し児童に聞き取りやすい声の強弱をつける、黒板の文字を丁寧に書く、クラス全体を見て授業ができるようにしました。
京都光華女子大学で学んで良かったこと
京都光華女子大学は、少数の人数の構成になっているため、先生と私たち大学生の距離が良い意味でとても近いです。つまり、授業のこと以外にも不安なこと、気になっていることも相談に乗ってもらったり、アドバイス、サポートをもらうことができます。
どんな先生になりたいですか?
児童の小さな変化にすぐに気付き、声をかけてあがれるような先生になりたいと思っています。小さな変化は、一人一人の成長やクラス全体の成長、児童のその日の体調、いつもと違う行動などです。その状況に応じた声掛けができるように常に周りを見て、児童に積極的に自分から話しかけ、一人ひとりとしっかりと向き合っていきたいと思っています。
教員を目指す後輩へのメッセージ
教員は大変だ、教員はブラックだという周りから聞くことも多いと思います。私も言われてきました。しかし、実際に教育実習へ行ってみて少しでも「楽しかった、やりがいがあった、教員になってみたい」という気持ちが生まれたなら、周りの言葉を気にせず、教員採用試験を受けて良いと思います。今までにないくらいたくさん勉強をする人もいると思うので、しっかりと休憩もとりながら頑張ってほしいなと思います。明るく笑顔が一番大事だと思うので意識してみてください!!
弥吉 萌乃
中学校保健体育教諭
保健体育教諭を目指した理由・きっかけ
得意・不得意に関係なく、体を動かす楽しさや達成できる喜び、クラス全体の一体感を保健体育の授業を通して生徒に感じてもらいたいと思ったからです。多くの生徒の心を動かせるような授業を実践したいとの強い思いから、保健体育教員を目指しました。
教員採用試験対策、こんなことをしました!
論作文対策では、初めは書くことに慣れなかったのですが、過去問題をたくさん解くにつれ、順序立てて文章を組み立てられるようになりました。面接対策では、まず頭で考えたことをノートに書いて整理するところから始めました。実際に面接練習を行う際には、言葉遣いだけでなく表情も意識しました。実技試験対策では、苦手な種目(バスケットボール)が試験内容の1つだと分かっていたので、3回生の冬頃から練習に取り組みました。他の種目については試験の約2ヶ月前から毎日練習し、苦手意識克服と自信に繋げました。模擬授業対策では、実際に生徒がいると見立てて練習し、友人や先生方に客観的な意見や感想をもらい授業改善に努めました。
京都光華女子大学で学んで良かったこと
栄養と運動の両面から健康に関する知識と技術を学ぶことができたことです。これは他大学にはない京都光華女子大学ならではのカリキュラムで、将来につながる大きな強みだと思います。栄養の専門性を学んだことにより、生徒の望ましい食習慣と健やかな身体育成もサポートしていきたいと考えています。また、京都光華女子大学には、私たち学生に熱心に向き合い、親身に相談にのってくださる先生方が沢山いらっしゃるので安心して学ぶことができました。
どんな先生になりたいですか?
共に学び、日々生徒と成長できる先生になりたいです。また、様々な課題をもった生徒一人一人に寄り添い、その生徒に合った適切な解決策を見出し、よりよい学校生活を支援していきたいと思います。生徒と真正面から向き合うことによって信頼関係を築き、早期の問題解決に取り組むようにしていきたいと考えています。
教員を目指す後輩へのメッセージ
日頃の小さな努力や積み重ねが、必ず結果につながると思います。自分1人では乗り越えられない壁も沢山あると思いますが、そのような時は、同じ目標に向かって頑張っていると友人と助け合い、時には先生方のお力を借りて夢に向かって突き進んでください。応援しています!!
臼井 彩夏
養護教諭
養護教諭を目指した理由・きっかけ
一番初めのきっかけは、小学生の時、友達関係で悩んだ際に、保健室の先生が相談に乗ってくださったことでした。親身に聞いてくださり、先生と話すと自然と笑顔になりました。こんなことから、「私も、先生みたいな保健室の先生になりたい!」と思い、養護教諭を目指すようになりました。
教員採用試験対策、こんなことをしました!
私が実践したものは、自分だけの参考書を作ることです。もともとある参考書に説明を書き足したり、マーカーを引いたり、付箋を付けたり、この参考書があれば何でも分かる!という自分だけの参考書を作りました。また、しっかり睡眠をとって、勉強は時間を決めて、遊びたいときは遊んで、と勉強ばかりにならにようにメリハリをつけて勉強していました。
京都光華女子大学で学んで良かったこと
看護学科で学べるということです。看護の勉強がメインになるので、正直しんどかったですが、専門的な内容やコミュニケーション方法などたくさん学ぶことができます。また、教職支援センターでは、教員採用試験対策や面接練習、小論文の添削など、たくさんサポートしていただけます。他にもたくさんありますが、京都光華女子大学で学ぶことができてよかったと思います。
養護教諭として心掛けていること
児童生徒はもちろん、保護者や教職員に寄り添い、誰もが来室しやすい保健室づくりを心がけています。養護教諭は、たくさんの人との関わりがとても重要になる職種だと思います。保健室に来たら、ホッと一息つけれるような、笑顔になれるような雰囲気づくりを意識しています。
教員を目指す後輩へのメッセージ
教員採用試験も、養護教諭として働くことも、たくさんのことがとても不安だと思います。どんな時も諦めず、笑顔でいることが大切だと思います。また、頑張りすぎず、たまにはしっかり休んで、自分の健康を一番に考えてください。みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています!
北村 奈々
公立保育職
公立保育職を目指した理由・きっかけ
第一は、4年間の大学生活で学んだことを何かに挑戦してみたいと感じたことです。大学生になって学んだことを活かせる、また学び直すことで自分の力にもなると思い、公立保育職の試験を受けて見たいと思いました。
また、仲間が頑張っている姿に感化され、私も一緒に頑張りたいと思いました。
公務員(保育士)採用試験対策、こんなことをしました!
受けたい自治体や直近の自治体などの採用試験の内容を把握して勉強に励みました。私はSPIと面接練習は特に先生にたくさん見てもらって、苦手な部分を少し簡単な問題に直して学習することや、面接練習では他の人の面接練習から感じたことや自分の意思をしっかり言葉で伝えられるように練習しました。
京都光華女子大学で学んで良かったこと
先生との距離が近いことで、実習や就活で悩んだ時にすぐに相談できる関係性を築いていけることだと思います。
実際に採用試験の対策ではたくさんの先生方にお世話になり、勉強だけではなく多方面の先生から意見をいただけたことで、行き詰まったりしたときにすごく助けていただきました。
また、女子大であることから、お互いに意見をしやすい環境にあり、模擬保育の時などたくさんの工夫をお互いに意見することができたこともすごくよかったと思います。
どんな先生になりたいですか?
「こどもや保護者の方から親しみやすさNo.1の保育者」になっていきたいと思います。
こどもからも保護者の方からも些細なことでも私に話したいなと思ってもらえるような関係を築いていくために、自分から声をかけるよう心がけたり、笑顔で私も園での様子やこどもの気付きに一緒に寄り添って過ごし、相談もしやすいか保育者になっていきたいと思っています。
公立保育職を目指す後輩へのメッセージ
何から始めていいのかも全然分からずで正直不安な気持ちもあると思います。
そんな時は目指す自治体に添って勉強を進めることとたくさん学科の先生やゼミの先生を頼って面接練習や苦手な問題を克服できるように仲間と切磋琢磨して頑張ってください!
澤村 玲奈
公立保育職
公立保育職を目指した理由・きっかけ
私は、公立の幼稚園を卒園しました。その影響で、公立の幼稚園教諭になりたいと大学に入った時から、思っていました。途中で、勉強苦手な自分にできるかな、緊張しやすい私に実技なんてできるだろうかと、不安が沢山ありました。しかし、この不安から、頑張ろうという風に変換できたので、良かったと思いました。
公務員(保育士)採用試験対策、こんなことをしました!
試験対策では、自分の本命である自治体がどのような試験だったかを確認し、それに合う勉強をしました。例えば、SPIが出題される自治体を受験するならば、SPIに力を入れることをしました。
実技や、面接では、自分の強みはどこだろうと自問自答し、それをアピールできるよう工夫しました。面接は、何より第一印象を良く!ということを重視し、笑顔で楽しく望みました。
京都光華女子大学で学んで良かったこと
私は、この京都光華女子大学で良かったと思うことは、同じ目標を持って学んでいる仲間がいたことだと思います。特に模擬保育や、ピアノの弾き歌いなどは、自分だけではできないと強く感じました。「いろんな人の意見を聞く。」ということが大学で一番学んだことでもあり、私自身が成長できたと実感しました。
どんな先生になりたいですか?
子どもたちと一緒に楽しむ先生になります。いろんなことに興味を持ち、子どもの目線、先生としての目線、私個人としての目線などを、視野を広げていこうと思います。
そして、子どもたちが一人一人、目を輝かせて夢や希望を持つような保育や、教育を目指していきたいです。
公立保育職を目指す後輩へのメッセージ
まずは、何より「私は先生になる!」という強い気持ちが大切と思います。この気持ちを持っていることで、諦めなかったり、挑戦しようという気持ちが出てくると思います。また一人で抱え込まないことが大切です。私も、家族、沢山の友達、大学の先生、教職・保育支援センターの方など、多くの人に話を聞いてもらいました。これは、話すことで、試験を良い方向へ考えることができる場面でした。
皆さんなら、絶対に先生になれる! 絶対に大丈夫!
中村 萌恵
公立保育職
公立保育職を目指した理由・きっかけ
公立保育職を目指した理由は、私が考える保育観が公立保育と合っていると考えたからです。大学で様々な分野を学ぶ中で、子どもを主体として考える保育がしたいと思うようになりました。子ども一人一人の得意なことや挑戦したいことなど、一人一人の思いを尊重する保育がしたいと考えています。園見学や母園での保育補助のアルバイトを通して自分の保育観と公立保育の保育観が合っていると思い、目指しました。
公務員(保育士)採用試験対策、こんなことをしました!
まず、自分が受験する自治体を決め、その自治体について細かく調べました。その地域の特徴や特産物、力を入れている事などを丁寧に調べました。自分がその自治体を知り、好きになることで面接でも自信を持ってアピールすることが出来ました。
私が受験した自治体は専門の筆記試験があったので、3冊の参考書を何周もしました。何周もしていると答えを覚えてしまうので、なぜその答えになるのか、自分の言葉で一つ一つ説明できるようになるまで何回も解き直しました。
京都光華女子大学で学んで良かったこと
先生との距離が近く、相談や質問がしやすいので学びが広がり、また採用試験に対する対策も力強くして頂いたことです。京都光華女子大学の特色として、他大学と比べて学科に対する学生数が少ないところがあげられます。そのため、気軽に先生や職員の方に相談や質問をすることが出来ます。私は採用試験対策として、面接練習や小論文対策など、細かな対策と指導をして頂き、とても心強かったです。
どんな先生になりたいですか?
子ども一人一人を大切にし、子どもの思いを尊重できる保育者になりたいです。子どもたちが今挑戦していることや興味のあることなど、子どもの思いを汲み取り、子どもを主体として考える保育をしていきたいです。そのために、子どもたちが自分の思いを言葉にしたり表現出来るように、安心して発信できるような環境作りに取り組みたいと思っています。
公立保育職を目指す後輩へのメッセージ
不安に思うことや悩みが沢山あると思います。でも「絶対に内定を頂く」という強い思いがあれば、結果は自ずと付いてきます。合格を目指す仲間と一緒に、最後まで諦めずに挑戦してみてください。思い通りの結果にならなくても、たくさん得ることや成長があります。また、大学の先生や職員の方に沢山頼ってください。必ず皆さんの力になってくれます。応援しています!
東郷 絵奈
公立保育職
公立保育職を目指した理由・きっかけ
大学の4年間で学んだことを活かして大きな挑戦をしてみたいと思ったからです。保育を窓口にして自分にできる子育て支援が何かを考え、行政としての視点も踏まえ、幅広く対応できるようにしたいと考えています。試験の対策をする中で上手くいかないこともありましたが、諦めないという自分の強みを活かし、やりきることができました。
公務員(保育士)採用試験対策、こんなことをしました!
自分が受けたい自治体の試験内容をメインに勉強をしました。一般教養、専門、SPIなどとにかく時間をかけて頑張りました。私は特に面接と論作文に力を入れ、対策講座に積極的に参加しました。苦手なことから逃げず、先生や友達からのアドバイスをしっかりと受け止め、改善することができました。自分一人だけではなく一緒に頑張る仲間の存在も大きかったです。仲間が頑張っているから自分も頑張ろうと思うことができ、互いに良い刺激を与え合いながらやりきることができました。
京都光華女子大学で学んで良かったこと
先生との距離が近く、面接や実技試験の対策で分からないことをすぐに相談することができる環境が整っていました。また、1人の先生だけでなく、多くの先生にアドバイスを頂き、自分自身の考え方の幅が広がり、成長できたと感じています。一緒に頑張れる仲間もたくさんいて主に実技試験対策ではお互いに意見を言い合い、学び合いの場があったからこそ自分の自信に繋がったと思います。
どんな先生になりたいですか?
子どもに安心感を与えられる先生になりたいです。子ども一人ひとりの心に寄り添い、子どもの想いに共感したり、興味・関心を持ったことに対して一緒に楽しんだりと常に子どもを第一に考えて保育を展開しようと思います。子どもにとって心のよりどころとなれる先生になり、信頼関係を築いていけるようにしたいです。そして、子どもだけでなく、保護者や仲間である同僚からも信頼を得られるような先生になれるよう努力します。
公立保育職を目指す後輩へのメッセージ
はじめは不安な気持ちもあると思いますが、「先生になりたい!」という強い気持ちを持つことが大切です。進路に悩んだ時は学科の先生や教職・保育職支援センターの方、友達、家族など相談に乗ってくれる人はたくさんいるので頼ってください。また、自分が達成感を得ることでそれが自分の強みにもなります。頑張れば頑張るほど自分が成長できます。努力は裏切りません。私は公務員試験を受けてそれらを実感することができました。皆さんも自分を信じて最後まで諦めず、頑張ってください!応援しています。