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授業紹介

nat主催!事業所実習大相談会

学生による学生支援サークル「nat」が、7月7日に事業所実習前の大相談会を開催しました。
事業所実習は、3年生の夏に実施される現場に赴き実施される『臨地実習』と言われるものです。
今回の事業所における臨地実習では、給食の運営や経営について学びます。

それでは、相談会で受けた質問内容とその回答の一部をご紹介します。

質問内容 回 答
事前課題はどんな内容に取り組まれましたか?  私が行ったところは、450〜500床の施設でしたので、その提供数を考慮した献立を、実習先の対象者の特徴などを推察して考えました。
実習内容を教えてください。  調理と事務作業がメインでした。私が行ったところは、調理が1-2日で、あとは事務作業でした。
 5日間とも調理中心の施設もあるようです。
調理ではどのようなことをするのでしょうか?

 下処理・切込み、そして盛り付けがほとんどでした。施設によっても異なると思いますが、報告会の様子からすると、盛り付け作業はどこの施設でも行っているようです。また、配膳や提供をさせていただける施設先もあるようです。

 高齢者の福祉施設では、午後のおやつ作りにも携わることになると思います。

事務作業はどのようなことをされましたか?

 献立作成や展開食の作成、ポスター作りを行いました。また、実際に現場で使っているソフト使用させていただきました。

 提出した事前課題について、実習先の管理栄養士の先生からの指導を受け、その改善に取り組みました。

実習前にやっておいて良かったことなどはありますか?  私の施設では、糖尿病の患者さんを対象にした献立作成の課題があったので、糖尿病について勉強していきました。
 糖尿病は、エネルギー量をコントロールすることになりますが、現場でのエネルギーのコントロールの仕方などを実際に事業所で経験させてもらって、学習していった内容を深めることができました。
 糖尿病交換表の使い方など、学習していなかったら、ちんぷんかんぷんやったかも。。。

実習中に後悔するようなことはありましたか?

 初日に質問があまりできなかったことです。5日間は思っているよりもあっという間で、慌ただしく過ぎていきます。そんな中、「質問ある?」と聞かれたときに、すぐに質問できるような準備も必要だと思いました。
 例えば、今でもできることだと、施設調べをして疑問に思ったことはメモをしておくこと。そうすることで、先生からの問いかけに対してすぐに投げることができ、自身の理解度の把握にもつながると思います。

 優しい先生ばっかりなので、こんなことをしても良いのかなと思ったら、積極的に尋ねて「自発的に動く!」という意識で臨んで欲しいです。

 

その他にも、こんな質問が・・・

・施設内では、全ての職員さんに挨拶するべきですか?

→もちろん!

医師、看護師、薬剤師たくさんの職種の方がいらっしゃいますが、コメディカルだけでなく、医療事務や清掃員の方にもします。

 

・スッピンですか?

→必要最低限のメイクは必要。事業所の栄養士の先生だけではなく、利用者の方もいらっしゃるので。

 

・臨地実習先には、車で行っても良いですか?

→施設先への相談が必要ですが、私のときは許可をもらうことができました。駐車場の位置確認も忘れずに。

 

【今回の相談会を開催して】

参加してくれた3年生が積極的に質問してくれたので、とても嬉しかったです。

 

この相談会の目的は、3年生のみんなが

・不安を取り除いて、精一杯頑張ることができるように!

・緊張で自身の力を発揮できず、不完全燃焼とならないように!

という気持ちで開催しました。

 

本音は、「もっと相談を受けたい!」と思っています。

相談したい方は、natまでご連絡ください!