毎年11月下旬、東本願寺にて行われる「報恩講」において、健康栄養学科から健康スポーツ栄養専攻生1回生4名と学科教員1名で、参拝に来られた方々を対象に骨密度測定を行いました。
　
　測定日前日から急に冷え込みが厳しくなり、当日朝には少し小雨が降っていたので、測定の際に素足になっていただく骨密度測定を希望される方は少なくなるのではないかと懸念されましたが、測定開始から終了予定時間までひっきりなしに測定希望者が本学ブースにお立ち寄り下さいました。

　測定には、若い方からご年配の方と幅広い年齢層の方々がお立ち寄り下さったのですが、どちらから来られたのかお尋ねすると東北地方や九州など全国各地から参拝にお見えになっていました。そして測定者の中にはアメリカのミネソタ州や中国・上海から東本願寺に来られ、境内の本学ブースに気づかれて測定を受けていかれる方も。

　測定スタッフの学生達は参拝に来られる方々に測定をお勧めしたり、測定手順の説明や結果票・資料の配布などを通じて、多くの方々と接したのですが、学生達からは「参拝に来られたたくさんの方々からいろいろなお話を聞くことができてとても楽しかった」「また次の機会も参加したい」という感想が聞かれ、無事に測定を終了しました。

途中で視察に来られた本学の先生から「参拝者に測定をお勧めする学生達の営業力（？）がすごい！」というお声をいただけたのは褒めていただいたという理解で良いんでしょうね(^^)！？

　健康栄養学科ではこのような学外でのイベントにも積極的に出かけて行き、日ごろ接する事のない人々との関わりから、様々な社会経験を積む機会も提供しています。