春休み期間中に開催された「第7・8回 おいでよ!こうかわくわく食堂」は、学生たちにとって、長い準備の積み重ねの上に成り立った実践の場でした。
(当日の様子は本学の取り組みレポートページでも紹介されています)
企画づくりは昨年11月から本格的に始まり、「どんな料理ならこどもたちに喜んでもらえるか」「どんな企画ならわくわくしてもらえるか」を軸に、何度も話し合いと検討を重ねてきました。料理チーム・企画チーム・広報チームそれぞれに健康栄養学科の学生が参加し、授業や実習で忙しい中でも、目標に向かって精一杯取り組む姿が見られました。
料理は2回の試作を行い、メインの「ゆきおろしつくねあんかけ」は、雪だるまをモチーフにした見た目のかわいらしさに加え、味付けや食べやすさまで丁寧に確認しました。
試作を通じて、つくねに長芋を入れる工夫を考えました。角切りで入れるのか、すりおろして入れるのかなども、両方のつくねを作り、試食をしながら料理チーム皆で、どちらがおいしいか話し合い、教職員に試食してもらい意見をきくなど、検討を重ねました。(どちらも同票の人気でしたので、大量調理で作りやすい”すりおろし”になりました。)
当日は盛付に非常に時間がかかるため、チームで話し合い、学生たち自ら調理場に入れるようスケジュールを調整し準備を行うなど、非常に頼もしい姿を見せてくれました。
豆乳スープについては、「とてもおいしかった」「レシピを知りたい」「おかわりしたがっていた」といった声が多く寄せられ、シリアルをトッピングする工夫についても「家庭でも取り入れたい」「新しい発想だった」と好評でした。
なお、レシピは本学のイベント特集ページ「おいでよ!こうかわくわく食堂」にて公開されています。ぜひご覧ください!
デザートの「オリジナルパフェづくり」は、4回以上の試作と動線の検討を重ねて実施しました。教員のいないところでもチーム一丸となりしっかり話し合い、試作を行い、制作物を作り、準備を進め、大成功につながったと思います。
子どもが自由に選び、楽しみながら作れることを大切にした企画でしたが、「自分で作るのが楽しかった」「家でもやってみたい」といった声がアンケートでも得られ、一生懸命取り組んできたことが見事に形になった企画だったと思います。
保護者からもシリアルの活用方法や食の広がりについて高い評価をいただきました。
また、企画チームが用意した交流企画や工作企画も印象的でした。特にスノードーム作りは大人気で、最初は消極的だった子が、終わる頃には「楽しかった!」と笑顔を見せる場面も多く見られました。福笑いや宝探しなども含め、会場は終始あたたかな雰囲気に包まれていました。こどもたちの笑顔にあふれ、準備から実施まで全力で取り組んできた学生たちにとっても、達成感のある時間となったことと思います。
時間をかけて準備し、実践し、振り返る。その一つひとつの経験が、学生の学びにつながっているのではないでしょうか。
料理や企画に込めた思いが来場者の笑顔につながったこの経験を、まもなく始まる新学期・新学年での学びへと生かしてほしいと願っています。
最後に、料理提供にご協力いただきました株式会社不二家商事様、食材提供のご協力をいただきましたJA京都中央様、シリアル提供等のご協力をいただきました日清シスコ株式会社様に、心より感謝申し上げます。
執筆:健康科学部健康栄養学科 和井田結佳子(専門分野:学校給食・栄養教育・食育・食教育など)
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本学のイベント特集ページ
こども食堂イベント特集ページ「おいでよ!こうかわくわく食堂」
第7・8回 取り組みレポート
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