「食文化研修」の授業では、世界の食文化への理解を深めることを目的に、本格的なイタリア料理の調理実習を行いました。イタリアは南北に長い国土を持ち、それぞれの地域で採れる食材や気候を生かした多彩な料理が発展しています。
今回の実習では、京都・丸太町のイタリア料理店 CUCINA KURAMOCHI のオーナーシェフ、倉持 智一先生を講師にお迎えし、イタリアで修業を重ねたシェフならではの調理技術や食文化について学びました。プロの調理を間近で見ながら実際に料理を作る機会は、学生にとって初めての経験で、最初は緊張していたものの、シェフの丁寧なご指導のおかげで、楽しみながら本格的なイタリア料理に挑戦することができました。
実習では、青のりの香りが広がるもちもち食感の揚げパン「ゼッポリーニ」、フランスパンを野菜やトマト、オリーブオイルと合わせて作るイタリア・トスカーナ地方の伝統的なパンサラダ「パンツァネッラ」、米をじっくり炒めながらスープを加えて炊き上げるクリーミーな米料理「きのこのリゾット」、そしてアーモンドの風味豊かなイタリア・トスカーナ地方の伝統菓子「リッチャレッリ」を調理しました。
どの料理も素材の持ち味を大切にしたやさしい味わいで、学生たちは本場イタリアの家庭料理のおいしさを存分に味わうことができました。世界の食文化を学ぶことは、料理を知るだけでなく、その国の歴史や暮らし、人々の価値観を理解することにもつながります。
健康栄養学科では、このような体験型の授業を数多く取り入れ、楽しみながら「食」を学び、幅広い知識と実践力を身につけてゆきます。
文責:原正美(専門分野 給食経営管理、臨床栄養、食物アレルギー)
