先ほどの更新に続き、本学科で実習職員として学生たちのサポートをしてくださっている柏本さんのご紹介をします♪

①　大学生時代の過ごし方を教えてください。

　大学時代は初めての一人暮らしから始まり、慣れない環境に悪戦苦闘の毎日でした。現実から逃げるように頻繁に広島の実家に帰省していました(笑)

　段々と私生活、学校生活にも慣れ始めたころにアルバイトを始め、飲食店、夜中の製麺工場、イベントスタッフ等幅広く経験しました。アルバイト代を貯めて実行した電車のみでの四国一周一人旅は、地元の方々にたくさん助けていただきながら、自分自身を見つめ直すきっかけとなりとても良い経験になりました。

　4年生は学外実習と国家試験勉強に追われ、まさにあっという間に過ぎ去っていきましたが、一緒に切磋琢磨した仲間たちとは今でもよくご飯を食べに行っています。こうして社会人になってからも、管理栄養士として様々な現場で働く仲間たちに良い刺激を受けることができる環境は本当にありがたいです。決して順風満帆な学生生活だったとは言い切れませんが、幸せな4年間だったな～と改めて思います。

②　管理栄養士国家試験にまつわるエピソードを教えてください。

　大学4年生の時の最初の模試の順位、お恥ずかしながら90人前後の同級生の中で下から5番目でした。模試の度に国家試験担当の先生に呼び出されては、勉強しなさいよ～！とお灸を添えられていました(笑)結局最後の最後まで下から数えた方が早い学生でした(笑)

　私が所属していたゼミはゼミ生で科目を分担して、自分の担当科目についてしっかり勉強し、みんなに授業のように教えるという会を開いていました。国家試験は個人個人の勉強…というイメージが強いかもしれませんが、実は団体戦。みんなで弱い部分を補い合いながら乗り越えていきました。仲間の成績に焦りを感じる日もありましたが、仲間が最後まで私を引っ張り続けてくれたこと、そして最後の最後まで私のことを見捨てず、叱咤激励し続けて下さった先生方がいらっしゃったこと、全てが今の自分につながっていると思うと感謝してもしきれません。

③　健康栄養学科を目指す高校生へメッセージをお願いします。

　これから健康栄養学科を目指す高校生のみなさんに質問があります(^^)

　なぜ健康栄養学科を目指そうと思われましたか？

　栄養士、管理栄養士という資格を取得したい、と思ったきっかけは人それぞれ何かあると思います。大学生活は楽しいことがたくさんあります。しかし、時に壁にぶつかり悩むこともたくさんあります。くじけそうになった時に先生方、家族、友人…みなさんの周りの方々がきっと支えてくれます。しかし最後に1番の支えになるものは、みなさん自身の“想い”です。ぜひ、今の想いをこれからも大切に、健康栄養学科に入学して、将来はみなさんを必要としている誰かのために、そして自分自身のために栄養士、管理栄養士として活躍できるよう全力でお手伝いさせてください(^^)みなさんと出会い、一緒に楽しい日々を過ごせること、心より楽しみにしています♪

　柏本さん、ありがとうございました?

　実習職員の皆さんは、国試受験や管理栄養士として現場で活躍されていた経験等も活かしながら、いつも濃やかに学生をサポートしてくださっています。

　管理栄養士の国家試験まで残すところ、約2ヶ月…4年生は毎日頑張っています?日々変わるコモンズのホワイトボードの書き込みからも、4年生の頑張りが窺えます。受験生の皆さんも、体調に気を付けて頑張ってくださいませ。