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教員コラム

教職員紹介㉑ 中木直子

 みなさま、こんにちは。昨年度より本学科の先生方や助手の皆さんをご紹介してまいりましたが、今日は他の先生方と同じ質問項目に、わたくし中木が答えてまいります(笑)…ただの自己紹介になりますが、お付き合いください。

① 大学生時代の過ごし方は?

 仕事をやめて26歳で大学院へ進学した私は、「とにかく勉強する!!」と決めていたので、毎日朝から夜遅くまで研究室で過ごしていました。周りの友人たちが結婚・出産していく中で、貯金を切り崩しながら、メガネ&すっぴん&ジャージで夜食にカップラーメンをすすりながら過ごす日々に思うところはありましたが(笑)、知らない・分からないことをひとつずつクリアしていく毎日はとても充実していました。

 研究室に入りたての頃は、学部の3年生から博士課程の学生までの年齢も国籍も異なる仲間たちが、全員英語の論文をすらすらと読んで理解していることに焦っていましたし、「何なんだこの実験は…全然うまくいかないぞ」とあたふたしていましたが(笑)一生懸命にやっていれば先生や仲間が助けてくれて、知識だけではない多くのものを手に入れられたと思っています。

② 研究 (現在の研究、卒業研究テーマetc…)は?

 女性ホルモンであるエストロゲンがもつ、摂食抑制作用や肥満予防作用について調べています。

 これまではラットを使って実験していましたが、光華へ来てからは女子大学生を対象とした研究にも着手し、月経周期が味覚や食嗜好、食欲に及ぼす影響に着目して研究をしています。昨年度は、長距離陸上選手の痩せの問題や月経異常についても調査をしました。

 女子大学で、女性の健康増進に貢献できる研究をみなさんとご一緒できたら嬉しいです?

③ 健康栄養学科を目指す高校生へメッセージを

 健康栄養学科では栄養・運動に関する様々な資格を取ることができますが、専門職を目指すことは容易ではありません。面倒だ、やりたくない、もっと楽をしたいと思うことがあるかもしれません。しかし、勉強することや経験すること、挑戦を続けることは、自分の可能性を広げ、将来の選択肢を増やすことに繋がります。また、大学では同じ志を持ったたくさんの仲間に出会うこともできます。ぜひ、光華で仲間と、そして私たち教職員とともにあなたの夢を叶えましょう★

 次回からは、今年度新しくご着任くださった教職員の方々をご紹介してまいります?どうぞお楽しみに?

大学院の頃の写真を探していたら、まともにお見せできるのはこれくらいでした…(笑)