京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 ニュース 調理実習でライフデザイン学科の魅力発見!

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調理実習でライフデザイン学科の魅力発見!

みなさま、こんにちは!今春からライフデザイン学科でフード分野を担当しています桑島です。

今回は、私の担当する調理実習の一こまをご紹介します。

この日の献立は「松花堂弁当」。

授業開始時には「いつもより品数多いやん!」「えー!こんなお弁当箱に詰めるなんてガチやん!」「ちょこちょこ煮物作るの面倒では・・・」と微妙な空気が流れていましたが、いざ始めると、手際よく、丁寧に調理し、お弁当箱に盛り付けるころにはなんだか楽しくなってきた様子・・・!物相型(もっそうがた、と読みます)の笹型をわざと逆さに向けて「ア〇〇ダス!」と、学生さんならではの発想でご飯を詰めていました。デザートの水無月、京都では1年の折り返しにあたる630日の夏越の祓に、無病息災を願って食べる和菓子で、氷を模った三角形をしています。実習では、使った流し缶の大きさが微妙でいびつな三角形になってしまいましたが、これも一興?!ごめんね、来年はもうちょっと考えるね!

私自身、調理実習という基礎科目を教えるのは二十有余年ぶりで、今回の水無月のように型の大きさがイマイチだったり、デモが見えにくかったり、と、授業をやっては毎回反省しきり。

対する受講生さん、入学したばかりの1年生が殆どで、4月当初はほとんど調理したことのないという学生さんもたくさんいました。ところが、実習回を重ねるたびに、みなそれぞれ手際がよくなり、チームでのコミュ力が上がって作業分担がよくなり・・・と、学生さんが成長するわするわ!本当に目に見えての成長に、これが「2年間で4年分の学び」なんだなあ、と教える側の私が実感しきりです。

この急激な成長、ライフデザイン学科で学ぶいろいろな授業に取り組むからこその成果なのです。

専門分野もさまざまで多種多様な授業が用意されていますが、共通して受講していただく「LDC-I」や「光華の学び」で、いつのまにやら着実に基礎力が身につくようになっています。その基礎力が、並行して受講する調理実習のような専門科目で応用的に花開いていくのです。また、多種多様な専門科目ですが「ライフ=人生」を共通項として、何かしらリンクしながら学びを進めることができます。いやあ、ライフデザイン学科のカリキュラム構成って、すごい!

そしてもう一つのライフデザイン学科の魅力は先生方!主役はもちろん学生さんなのですが、先生方の個性と連携力ときめ細やかなサポートで、学生さんの成長が一層促進されます。

個性豊かな先生方に肩を並べられるよう、桑島も精進します!