京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 ニュース 舞妓さんメイクに挑戦 ライフデザイン学科1年 C.R

ニュース

学生ブログ

舞妓さんメイクに挑戦 ライフデザイン学科1年 C.R

1014日(土)「京の伝統文化を創る」の授業で、特別講師の顔師 青江先生に来ていただき、舞妓さんメイクに挑戦しました。顔師舞妓さんにメイクをするように、ペアの人とお互いの顔にメイクをしました。

その手順は、

1、NIVEAクリームを顔に塗ります。NIVEAクリームは下地の鬢付け油を塗りやすくするために使います。

2、鬢付け油を丁寧に塗ります。鬢付け油がきれいに塗れていないと次に塗るおしろいが上手く塗れません。鬢付け油は透明なので、顔に塗り残しがないか分かりにくく難しかったです。

3、おしろいを板刷毛で塗っていきます。全体におしろいを塗り終えたら、パフで馴染ませます。おしろいが渇くとむらができてしまうので、乾かないように素早く塗らなければいけません。また、自分の顔ではなくペアの人にメイクをしているので、優しく丁寧にメイクをします。小鼻や目の際まで綺麗に塗るのがとても難しかったです。

4、ブラシを使ってチークをのせます。チークを入れただけでかわいらしい印象になったように感じました。

5、赤色の眉毛を描きます。舞妓さんの眉毛は基本的に赤です。数年経つにつれて徐々に黒を足していきます。

6、目じりに「目張り」を入れます。舞妓さんによって書き方は異なり、目尻の下に入れるか上に入れるかで雰囲気が変わります。

7、最後に口紅を塗ります。一年目の舞妓さんは下唇にだけ紅を挿します。また、新人の舞妓さんはアイラインを引くことができません。


舞妓さんメイクをしてみて、自分が思っていたより工程が多くて驚きました。おしろいは鬢付け油を塗らないとはじいてしまうとは知りませんでした。また、眉や口紅などは年数によって色や形が違うということも初めて知りました。

授業を通して、舞妓さんについて沢山知ることができ、有意義な時間を過ごすことができました。とても貴重な経験できて楽しかったです。本当にありがとうございました。


************************************************



今回お世話になりました 顏師 青江先生 からひとこと」

舞妓さんを見かけたことはあっても実際にお化粧するのは皆さん初めて。和化粧の道具から材料からほとんどが初めて見るものばかりです。最初は皆さん恐る恐るでしたが、見るうちに慣れてこられ、積極的に工夫しながらお化粧されました。初めてとは思えない出来栄えに本当に驚かされました。お化粧の大変さや舞妓さんの生活について学んでいただきましたので、次回、本物の舞妓さんをお呼びしての授業が一層身近に感じられると思います。次回も楽しみにしております。皆さん本当にお疲れさまでした。