京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 ニュース 舞妓さんと会って伝統文化を感じました ライフデザイン学科2年 S.U

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舞妓さんと会って伝統文化を感じました ライフデザイン学科2年 S.U

10月24日(火)「京の伝統文化を創る」という授業で、初めて舞妓さんに会いました。舞妓さんを見た時は、美人で「芸」の世界の方で、お目にかかれない人だと思いました。そして、雰囲気と話し方が上品で「~どす」という言葉の語尾に伝統文化を感じました。

踊りを披露してもらい、お座敷遊びを体験しました。踊りは、手の指先まで見入るほど魅力的で、時間の流れがゆっくりに感じました。お座敷遊びは、実際にしてみるととても楽しく飲むときの呼びかけなども面白かったです。

今回来られた宮川町の舞妓、とし菜穂さんは中学から舞妓の世界に入ったそうです。
とし菜穂さんに質問をすると、スマホが使えないこと、行ってはいけない場所があることや休日は舞妓の姿のままで過ごすことを知りました。そして、舞妓さん舞妓さんの印象を守るからこそ伝統文化は継承されているのだと知りました。中学までに「舞妓になる」という強い意志で「芸」の世界に入ることはとても勇気がいることです。今までの生活が全て変わることを受け入れて、舞妓になることは覚悟が必要だと思いました。

世界で約50人しかいない舞妓さんに会うことができる貴重な体験をありがとうございました。



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「今回お世話になりました 顏師 青江先生 からひとこと」

前回のお化粧実習に続き、今回は本物の舞妓さんに登場していただき、踊りの鑑賞、舞妓さんと直接の質問コーナー、お座敷遊びなど体験していただきました。舞妓さんの美しさの裏側に秘められた大変な努力、そして花街で生きる厳しさ、また反面、話していると同年代の普通の女の子であることなど、身近に感じていただけたかと思います。舞妓「とし菜穂」さんも「歳の近い皆さんとお話ができて、本当に楽しいお席どした!」ととても喜んでおられました。とし菜穂さんは一人前の芸妓になるという夢に向かって、そして皆様は皆様のそれぞれの夢に向かって、これからも頑張ってください!