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2024.09.06 教員ブログ2024年夏、台湾入国に関して気が付いたこと
こんにちは。
ライフデザイン学科の森際です。
京都光華短大では、海外への留学制度も充実しています。コロナ禍での3年を経て、また普通に現地に出向いて学ぶことが可能になったのは、とてもうれしいことです。
今回は台湾についてお伝えしたいと思います。親日家が多く、グルメやスイーツが人気で、円安の今でもまだ行きやすい国というのがいいですね。
観光旅行先としても人気の台湾なので、旅行を計画中の人に入国審査などについて気が付いたことをお知らせします。
・台湾の入国書類
入国書類は、
機内で配布される「台湾入国カード(入境登記表)」用紙に記入する
「電子入国オンライン登録」で申請する
https://niaspeedy.immigration.gov.tw/webacard/index
の2つ方法を選択できます。
どちらの方法でもOKなのですが、お勧めはオンライン登録です。
というのは、オンライン登録の場合は日本語を選択して、明るいところでパスポートや航空券・ホテルの予約票を確認しながら落ち着いて記入できるからです。
p.1 基本情報(名前や生年月日など)
p.2 基本情報(国籍やパスポート番号など)
p.3 フライト情報や旅行目的
p.4 台湾で滞在する場所について
p.5 電話番号やメールアドレスなど
項目は上記のような感じです。ネットで検索すると詳しい書き方が出てきますので、出発前にオンラインで申請しておきましょう。紙の入国カードの場合は、機内で用紙を受け取ってから、短いフライト時間と、暗くて狭いテーブルの上で手書きで記入する必要があります。書き損じたら新たに全部書き直すのも面倒ですね。
・直行便が便利
台湾へは日本各地から直行便が運航されています。もちろん他の国を経由するのもありですが、その場合は経由する国に注意が必要です。
台湾ではアフリカ豚熱への警戒を実施していて、その対象国は以下の15ヵ国(2024年8月現在)です。
・中国 ・香港
・マカオ ・韓国
・ベトナム ・タイ
・マレーシア ・フィリピン
・カンボジア ・イタリア
・ドイツ ・チェコ
・インドネシア ・シンガポール
・ミャンマー
この15ヵ国以外から到着した場合は、到着ゲートで緑のカードを受け取れます。そして入国審査への通路が途中で分かれます。同じ飛行機に乗っている人全員がその出発地によってチェックの行列に並ぶことになるので、かなり時間がかかることを覚悟しないといけません。というわけで、日本からの場合は、直行便がお勧めです。
・入国審査
台湾の入国審査も電子化が進んでいます。無人のゲートでパスポートをスキャンし、顔写真を撮るだけで通過できることもあります。また有人のところで指紋を採取されることもありますが、入国審査カードに不審な点が無ければ、質問等は全くなく、すんなり入国させていただけるようです。
・手荷物の受け取り・税関検査
預入手荷物は回転台から受け取り、そのまま税関検査に向かいましょう。申請するものが無い人は、緑の「免税」カウンターを進みます。特に何も聞かれずに通過できる人が多いようです。
日本円を台湾のお金(NTD)に両替するのは現地に着いてからが良いでしょう。有人の両替所が何カ所かあります。どこもレートは同じで、手数料は30元です。無人の外貨両替機だと、この手数料も無料になります。この機械は日本語も選択できるので安心です。
海外に出やすくなった今、たくさんの学生さんに海外の大学を体験してもらいたいですね。本学では半年の留学の他に、1ヵ月の語学研修なども豊富に用意しています。台湾にも協定校があり、単位認定や留学奨学金などの制度もあります。京都光華短大は留学へのハードルが低いのもうれしいですね。