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日々の出来事

短大教授は本当に忙しいのか?

こんにちは。 

ライフデザイン学科で情報系や心理系などの授業を担当している森際です。 
今回は、私のとある一日を紹介したいと思います。



この日は3コマ授業が連続していて、そこに臨時でクラスミーティングと学生との面談が入った一日でした。
・コンビニでおにぎり(9:30~9:40):
この日は昼休みのクラスミーティング用にコンビニでおにぎりを買って大学に向かいました。



・2時間目(10:30~12:00):
「ライフデザイン特論」は大学の卒論ゼミのような授業です。心理学的な理論を活用して、初対面の人でもすぐに打ち解けられるゲームを開発するのが授業の目的です。8人のゼミ生がそれぞれ提案したオリジナルなゲームをみんなで実行し、改善点を話し合い、完成版を作り上げていきます。みんなリラックスした雰囲気で積極的に発言していて良い雰囲気です。アッという間の90分です。




・昼休み(12:00~12:50):
2年生の臨時クラスミーティングを実施しました。本学では少人数のクラスに担任教員が配置されます。私が受け持つ2年6組は9名の学生が所属しています。この日は2年生前期のふりかえりと後期に向けての目標を各自に発表してもらい、クラスメートがコメントしていきます。

 お昼休みに開催ということで、学生たちからはおにぎりのリクエストがありました。そこで私(教授)は前日までに希望を取りまとめ、通勤途中のコンビニで購入して提供するという役目をいただきました。

 梅:3個、シャケ:6個、昆布:2個、鰹節:1個、明太子:3個、ツナマヨ:3個、エビマヨ:3個

おにぎり21個を買うと、コンビニのバイトさんはおしぼりを1つ付けてくれました。バイトさんは、このたくさんのおにぎりを私一人で食べると思ったようですね。




・3時間目(12:50~14:20):
「プレゼンテーション・セオリー」、25人が受講しています。プレゼンがもともと苦手だけど、社会に出る前に克服したいと思う学生さんたちが受講しています。大勢の人前で話すのは、みな緊張するものですが、自然に慣れていき、そのうちみんなの前で話すのが楽しいと思えるようになっていく授業です。



・4時間目(14:30~16:00):
「情報社会の未来を知る」、41人が受講しています。専任教員3人が担当するオムニバス系の授業です。私の担当は「AI」と「IoT」で、それぞれ専門家をゲストスピーカーに招いて授業を行っています。グループワークも交えて、受講生たちの理解が深まり、90分が楽しく過ぎていきました。


・個人面談(16:10~16:40)
ライフデザイン学科の独自制度で、担当しているクラスの学生一人ひとりと各学期のスタート時に面談を行い大学生活や履修計画、将来の進路などについて対話をします。学生さんのスケジュールと教員の空き時間が合わず、なかなか一気に全員と面談するのが難しいのですが、お互いに時間を作って面談をしています。 



・授業のふりかえり(18:30~21:30):
本日のゲストスピーカーとしてAIの話をしてくれたのは、福岡から来ていただいた先生でした。遠方から京都に来ていただいたということもあり、夜は食事をしながら授業のふりかえりと次週の組み立てを相談しました。別の大学の先生たちも合流してくれて、情報系教育の話題で花が咲きます。声をかけたら集まってくれる先生たちがたくさんいるのもしあわせですね。

・課題のチェックとフィードバック(22:30~25:00):
私は担当している全授業の学生たちに毎回課題を出すのですが、期限は次の授業の前日午後8時までとしています。その間、提出された課題には24時間以内に採点と修正点のフィードバックを返信するという約束をしています。このシステムを活用すれば、期限までに全員が課題をきっちり完成させることが可能になります。ただ、この24時間以内にフィードバックが、この日のように臨時のイベントがたくさん入ると難しくなります。でも、受講生たちが私のフィードバックを待っていると思えば、がんばれます。この日は、日付が変わってしまいましたね。


・まとめ:
この日だけをみたらとっても忙しい毎日のように思います。でも、たくさんの学生さんや専門家たちとの出会いや対話の連続ということで、とても充実した日々を過ごせていると感じています。私は短大教員として社会に貢献できることがしあわせです。


京都光華短大に興味を持っていただいた方がいましたら、ぜひオープンキャンパス等でお目に掛かりましょう。時間を作ってお待ちしています。