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2025.03.02 産官学連携感謝状いただきました!~ JA京都中央との産学連携「京おくら生産者技術交流大会」に参加・発表して
こんにちは! ライフデザイン学科でフード分野を担当する桑島です。
今年度、私が担当するフード分野の授業で裏テーマ?は、ズバリ!「京おくらプロジェクト」!
「京おくら」は、夏の京都盆地特有の気候風土を活かし、減農薬・減化学肥料による環境にやさしい栽培で、JA京都中央が京都府・京都市等とともに産地化・ブランド化に取り組んでいる野菜です。産地近郊で販売されるため、生でも食べられるほどやわらかいのが特徴です。
そこで、桑島が担当する「調理実習」や「LDC-II」といった授業で、京おくらを使ったレシピを開発したり、京都ポルタでの販売PR活動に参加する、学生たち自身が京おくらのブランド化・PR活動を企画する、といった活動に取り組んできました。
そして、1月21日に、JA京都中央さま主催「京おくら生産者技術交流大会」にて、学生たちがこの1年の取り組みについて報告・発表しました。今回発表した学生さんたちは全員1年生で、ライフデザイン学科に入学してこの1年で培ったコミュニケーション力・プレゼンテーション力を駆使しての発表となりました。実は、大学を出て発表する、というのはみんな今回が初めて。この交流大会には、京おくらの生産者さまはもちろん、技術関係者や市場関係者等、たくさんの方々が参加しており、そんな中での発表は、学生たちもかなり緊張した模様‥その分達成感もひとしおで、さらに、社会人の方々が実際にプレゼンされている現場にご一緒させていただけたことは、学生たちにとっても大きな経験となったようです。
以下は、参加した学生さんの感想です。
「企業の方々のお話は専門用語等があり難しい内容が多かったが、グラフや写真などを上手に使うことで伝わりやすく説得力のあることがわかり、大変参考になった」
「ネット等で自分たちが調べただけではわからなかったことも、直接生産者さまや企業の方々の声をきくことで新たな発見があり、改めて交流することの大切さを知った」
「とても緊張してしまい簡潔にわかりやすく発表することは大変難しかったが、聞いてくださるみなさんが私たちの発表に対してうなずくなどして温かく見守ってくださったのがありがく、良い経験になった」
今回の「京おくらプロジェクト」としての学生たちの活動に対して、京おくら生産振興協議会さまより、状をいただきました!
今回の産学連携先であるJA京都中央さまや京おくら生産者さまのように、ライフデザイン学科では、地域や社会の方々が、学生たちの学びの場を提供してくださり、学生たちの成長を共に温かく見守ってくださることで、学生さん自身がぐんと成長できる授業がたくさんあります。フード分野でも、2025年度もJA京都中央さまと連携していろいろな交流を企画していますので、お楽しみに!