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2025.07.02 授業活動アーティスト ナカミツキさんにワークショップ講義をしていただきました!
こんにちは。ライフデザイン学科・デザイン企画分野担当の三原康弘です。
先日、現代アーティストのナカミツキさんに本学へお越しいただき、ゲスト講演&ワークショップをしていただきました。
ナカさんは、京都教育大学美術領域専攻のご出身で、在学時から数々のアートイベントに参加されたり、三菱アート・ゲート・プログラムの奨学生となられたちするなど、精力的にアート活動に取り組んでこられました。卒業後は、音楽からインスピレーションを得たデジタル作品を中心に、国内外で幅広く活躍されています。
そんなナカさんが実施したワークショップは、「コラージュで作る『自分の価値観』」。コラージュは、ご自身のアーティスト活動の「原点ともいえる創作」とのこと。とにかく切って貼って自分の価値観と遊ぼう!ということで、学生たちは、新聞、雑誌、カラーペーパー、はぎれ、リボンレースなど様々な素材から気に入ったものをどんどん切って貼っていき、思い思いの作品制作に取り組みました。
履修した学生からの感想を2点ほど紹介しようと思ったのですが、活き活きとした感想が多すぎて絞り込めなかったので、以下、多めに紹介いたします。
学生Aさん「コラージュする材料を探すのも構成を考えながら貼り付けていくのもすごくたのしかったです。最後、他の人の作品をみるのもわくわくしました。」
学生Bさん「普段の授業は90分がしんどいと感じているけど、コラージュをしている時だけは90分があっという間に感じて、もっとやりたいと思うほどでした。」
学生Cさん「美術は苦手意識がありましたが楽しくコラージュに挑戦することができて嬉しかったです。」
学生Dさん「自分で好きなように素材を集めて、切ったり貼ったりすることができて楽しかったです。もっと時間があったらいろいろなテーマでコラージュを作ってみたかったです。」
学生Eさん「小さいころからもともと工作したりするのが好きなので久しぶりに工作みたいなのができてとてもいい経験になったし前よりも想像力が広がったかなと思いました。みんなそれぞれ個性があふれていて発表の時とかすごくおもしろかったです。」
学生Fさん「ただ写真を切り抜いて貼るだけの簡単な動作でも、それぞれの個性があって、当たり前かもしれませんが、たった一つだけの作品になっていて魅力がありました。また、自分を表現する方法は沢山あることが分かりました。」
学生Gさん「自分の好きな色である『赤』と『青』としか決めず、目に飛び込んだものや好きなものに正直になって張り合わせました。その結果、これまでに自身が作った作品には出せなかった迫力があり、自分の中でこれが自分らしさだ、と胸を張れる作品を創れた気がします。」
素材選び、切り貼り、発表まで、笑顔あふれる授業でしたし、それぞれが自分の価値観を形にできたのではないか、と思います。ナカさん、ありがとうございました!