Q&A
Q.ブライダル分野では、2年間で主にどんなことを学びますか?
ブライダル担当の小山が、よくある4つのご質問にお答えします。
1年次では、ブライダル総論、ブライダル実務、ブライダル検定ベーシックの授業があり、ブライダル全般に関する基礎知識の習得やブライダル業界の動向などを幅広く学びます。
単に講義を聞いているだけの授業ではなく、ブライダル業界で求められるコミュニケーション能力や企画立案能力を養うためにアクティブラーニングのスタイルを取り入れています。例えば、神前式、キリスト教式、仏前式、人前式など、日本における代表的な挙式スタイルの特徴をグループで調べて発表し、それについてディスカッションを行っています。
また、授業には、ブライダルプランナーやホテルのマネージャー、フラワーコーディネーターなど、ブライダル業界の最前線で活躍している方々にも来ていただき、受講生が将来の夢を実現させるためにアドバイスもしていただきます。
2年次では、ブライダル演習、ブライダルプロデュース、ブライダル検定アドバンスを学びます。1年次に習得した基礎知識をベースに、ウエディングプランのプランニングやコーディネートについての手法を学び、オリジナルウエディングの企画立案能力を身につけます。
学生たちだけで模擬挙式を行ったり、一組の新郎新婦を想定してオリジナルウエディングの提案を行ったり、授業を通じて、自分たちがやりたいことを実現させるやりがいのある内容です。
また、ブライダルコーディネト検定(3級)の資格取得に向け、ブライダルに関連する幅広い知識の習得にもしっかりと取り組み、全員が合格を目指します。
Q.専門学校の学びとの違いは何ですか?
専門学校との大きな違いは、ブライダル分野の学びにとどまらないことと、ブライダル業界だけでなくどのような業界でもどのような職種でも活躍できるコンピテンシーの育成に力を入れていることです。
模擬挙式を行うにしても、ファッション分野やフード分野などと連携して取り組みます。
他分野の学びを得意とする学生と一緒に活動することで、自分の得意分野をさらに伸ばしつつ、興味関心を広げるきっかけになります。
Q.どんな就職先が考えらますか?
一般的に「ブライダル業界」と呼ばれている業界は幅広く、ブライダルプロデュース会社、ホテル、結婚式場、ドレスメーカー、ドレスショップ、旅行会社など多種多様です。
ただし、ブライダル分野では、どのような業界、どのような職種ででも活躍できるコンピテンシーの育成に力を入れていますので、ブライダル業界以外の就職先も目指せます。
「ブライダル分野の科目を学ぶことは、将来の目指せる進路を広げること」だと言えます。
Q.ほかにライフデザイン学科ではどんな科目を履修すればいいですか?
ブライダルプランナーやコーディネーターになるには、婚礼衣裳やフォーマルウェアの知識は欠かせませんので、「ファッションビジネス論」や「クチュール制作演習」などのファッションに関わる科目はぜひ履修してください。
また、婚礼料理やウエディングケーキ、テーブルコーディネートなどの知識は、「食空間コーディネート」や「製菓実習」などのフード分野の科目でより専門的に学ぶといいでしょう。
さらに、フォトウエディングのニーズも高まっていることと、最近の披露宴では動画や画像を使った演出が欠かせないことから、「カメラ演習」もおすすめです。
これらはほんの一例で、ライフデザイン学科で開講している科目のどれを履修しても、ブライダル分野の学びと関連します。そのため、ブライダルの学びを極めるならライフデザイン学科が有利だと言えます。