看護師としての臨床経験も生かし、児童により良いサポートを
Q.養護教諭を目指したきっかけと、これまでの経緯を教えてください。
けがや体調不良、心の悩みで困っている人の支えになりたいと思い、養護教諭の仕事に興味を持ちました。大学入学後、学びを重ねるにつれて「もっと専門的な知識がほしい」と考えるように。実践的なスキルを磨いた上で養護教諭になろうと決意し、卒業後は看護師として病院で3年間経験を積み、その後、養護教諭の道に進みました。
Q.現在の仕事内容や、やりがいを感じる瞬間について教えてください。
児童のけがや体調不良への対応、心のケア、日々の学校生活のサポートを行っています。心身の悩みを相談しに保健室に来た児童が、話した後にすっきりした顔や穏やかな表情を見せてくれると、とてもうれしいです。時には緊急で処置が必要な場面もあり、大学時代や臨床の現場で養った専門知識・技術が役立っています。
Q.大学での学びはどのように生かされていますか?
病院実習では多職種連携の大切さを実感し、小学校の実習では児童や教職員の方たちと関わる中で、養護教諭になりたいという気持ちがより一層強くなりました。また、京都光華が大切にしている「光華の心(向上心・潤いの心・感謝の心)」は、看護・養護に携わる私にとっても大切な言葉で、今でも折に触れてよく思い出しています。