2026.05.06 授業風景

認知症の作業療法を「調べて、考えて、演じる」-グループワークによる学び

認知症の作業療法をテーマにしたグループワークを行いました

作業療法専攻の授業で、
認知症の作業療法における関わり方をテーマにしたグループワークを行いました。

今回の授業では、
パーソンセンタードケアバリデーションをキーワードに、
対象者への関わり方を学生自身が調べ、考え、ロールプレイで表現することを目的としました。

グループで調べながら理解を深める授業の様子

 


インターネットを活用して「考え方」を調べる

グループワークの前半では、
学生がそれぞれインターネットを活用して情報を調べる時間を設けました。

専門職向けの解説記事や公的機関の情報、
認知症ケアに関する解説サイトなどを参考にしながら、

  • パーソンセンタードケアとは何か
  • バリデーションでは何を大切にしているのか
  • 認知症のある方への関わりで注意すべき点は何か

といった視点で情報を整理していきました。

ネット上には多様な情報があるため、
「どの情報が信頼できるのか」「自分たちの言葉でどう理解するか」
という点も意識しながら話し合いを進めていました。

調べた内容をもとに、考えを整理しています

 


調べた内容をもとにロールプレイへ

後半は、調べた内容をもとに、
認知症のある方と作業療法士とのやり取りを想定したロールプレイを行いました。

場面設定や役割分担を学生自身で考え、
言葉のかけ方や態度、距離感などを意識しながら演じていきます。

実際に動いてみることで、
「頭では分かっていても、言葉にするのは難しい」
「ちょっとした言い方で印象が変わる」
といった気づきが多く聞かれました。

関わり方をロールプレイで実践しています

 


知識と実践をつなぐ学び

インターネットで調べた知識は、
そのままでは「知っているだけ」で終わってしまいます。

今回のグループワークでは、
調べた内容を実際の関わりとしてどう表現するかを重視しました。

ロールプレイ後の振り返りでは、

  • 相手の立場に立てていたか
  • 否定的な関わりになっていなかったか
  • 作業療法士としてどのような支援ができるか

といった点について、グループ内で意見交換を行いました。

グループでまとめた内容を全体に発表し、理解を深めました

 


大学で学ぶ作業療法の特徴

作業療法士には、
知識だけでなく、人と人として向き合う力が求められます。

本学では、

  • 文献やインターネットを活用した情報収集
  • グループで考えるプロセス
  • ロールプレイを通した実践的な学び

を組み合わせながら、
現場につながる力を身につけていきます。

今回のグループワークも、
その一端を体験する授業となりました。

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