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教員コラム

ひなまつり

日本の節句について調べてみますと、1月7日(人日)、3月3日(上巳)、5月5日(端午)、7月7日(七夕)、9月9日(重陽)が五節句となっています。
五節句の中でも特に気分が盛り上がるのが、3月3日のひなまつり、桃の節句です。昔から私が大好きな行事のひとつです。
雛人形を飾り、ちらし寿司と蛤のお吸い物、雛あられ、菱餅、ケーキ。

子どものころ、ひなまつりの日が近づくとワクワクしたものでした。大人になってからも友達を招いてひなまつりパーティーをしたこともありました。いつの間にか、ひなまつりを祝うことも少なくなりましたが、ここ数年は子どもの持ち帰る工作のひな人形が最大の楽しみです。

さて、ひなまつりの歌といえば「うれしいひなまつり」。幼い子どもでも知っている定番中の定番です。ひなまつりの時期ではいろんな場所で流れているので、いつの間にか口ずさんでしまいます。この歌詞はサトウハチロー氏の作詞ですが、その歌詞には誤った箇所があるそうです。「お内裏様とお雛様」と「赤いお顔の右大臣」の箇所ですが、名称を勘違いされたそうで(どう違うかは調べてみてください!)、ご本人は非常に後悔されていたという話です。

とはいうものの、この歌のおかげで、ひなまつりの華やいだ楽しい雰囲気は盛り上がり、老若男女問わずひなまつり気分に浸ることができるのですから、言葉の間違いがあったところで、その歌の価値が減るものではないと思います。

おかげさまで、今年も楽しく歌わせてもらいました。

礪波 朋子(2017年3月7日)