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教員コラム

心理学科長からのご挨拶

心理学科は、今年度より健康科学部所属となり、その教育内容も“こころの健康”をテーマに生まれ変わりました。

現代型うつ病や虐待などが多発し、誰もがこころの健康に真摯に向き合うことが求められる昨今、心理学への期待とニーズが益々高まっています。このような時代に心理学を学ぶことは、必要不可欠な“生きる力”を身につけることにつながります。本学科では、このような視点から心理学を単なる知識としてだけではなく、生きる力とするために様々なアクティブ・ラーニングを導入し、学生自らが考え、感じる授業を強化しました。

また、より未来につながる学びとなるよう、臨床心理士(大学院進学が必要)に加え、平成26年度入学生より学部卒で取得可能な精神保健福祉士(精神的に不調で治療を受けている人の社会復帰を援助するお仕事~国家試験受験資格)や社会調査士(社会調査・マーケティングの専門家)などの資格も取れるようになりました。

さらに、健康科学部の他の学科(医療福祉学科、健康栄養学科、看護学科)と連携を図り、これからの心理士の役割や様々なヒューマン・ケア専門職との協働作業のあり方などを学習するプログラムも提供する予定です。

従来、本学科ではアットホームな中で学生一人一人を大切にする学習環境を提供してきましたが、これからも学生の皆さんが自分の成長を実感できる場所であるよう進化し続けてまいります。

心理学科長  川西 千弘