12月になりました。
大学では大学祭前後の休みが終わり授業が始まっていますが、あと一か月足らずで、今度は年末年始のお休みです。

12月には今年最後のオープンキャンパスを予定しています。
心理学科ブースでは定番の人気コーナー「恋愛テスト～恋のかたちは人それぞれ～」を今回も開催するのですが（もちろんその他のコーナーもありますよ！）、それと関連して、9月に行われたミニ講義「恋愛を科学する」について、ご紹介したいと思います。

★学生スタッフによるミニ講義リポート★
9月30日（土）のオープンキャンパスのミニ講義は心理学科教授の川西千弘先生にご講義いただきました。今回のテーマは「恋愛を科学する」でした！

恋愛には６つのパターンがあるとされています。その６つのパターンを解説していきます。

ルダス…遊びの愛とされ、恋愛をゲームと考え、楽しむことを大切に考えるタイプです。一見悪いものに思えるかもしれませんがそんなことはありません。ルダス傾向が高い人は相手に執着せず、恋愛は人生のスパイスとして楽しむものと考える人です。

プラグマ…実利的な愛とされ、恋愛を地位の上昇などの目的達成の手段として考えているタイプです。相手のステータス(例えば高学歴・高収入など)を恋愛において重視するのでルダス同様恋愛にのめり込みません。

ストーゲイ…友愛的な愛とされ、長い時間をかけて、知らず知らずのうちに愛が育まれるタイプです。友達だと思っていたけどいつの間にか好きになっていたという少女マンガによくある傾向です。

アガぺ…愛他的な愛とされ、献身こそ愛の本質と考えるタイプです。相手の利益だけを考え、相手のために自分を犠牲にすることもいとわない愛です。相手に尽くすことを第一に考えているので、相手からの見返りを求めません。

エロス…美への愛とされ、一目惚れを起こす恋愛至上主義のタイプです。恋愛こそが生きるエネルギーであり相手がいなければ生きていけないなどとても恋愛に対して強い感情を持っています。ロマンチストな傾向にあります。

マニア…嫉妬深い愛とされ、恋愛に熱中し、激しい感情を持つタイプです。好きな相手に対して激しい感情を抱きます。情熱的に相手を愛するタイプなので急激に盛り上がります。独占欲は誰にでもある感情ですが、その中でも感情が高ぶりやすいとこの傾向が高くなります。

※どの傾向も悪い傾向ではありません。

この恋愛テストは普段オープンキャンパスで実施しています！
ぜひ体験してみてください！！

（心理学科4年生　O）

引用文献
松井豊（1993）．恋ごころの科学　サイエンス社