京都光華女子大学 健康科学部 心理学科 ニュース 京都文化心理学“癒やしの女子旅”プランの紹介

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京都文化心理学“癒やしの女子旅”プランの紹介

2017122日、「京都文化心理学」の学外実習として、受講生の企画したプランで京都の街へ女子旅に出かけました。女子旅のキーワードは“京都らしさ”“癒やし”です。

 (関連記事『「癒やし」について考えよう(京都文化心理学)』『京都文化心理学~癒やしの女子旅~』もぜひご覧ください!)

まずは、投票によって選ばれたプランを企画したグループが、行き先についてご紹介します。

 

★『癒やしの女子旅』プランの紹介(報告:企画グループ)

京都文化心理学の授業で匂い袋作り体験をして、和の香りの“癒やし効果”や、自分だけの香りを作ることの楽しさを感じました。そこで私たちのグループでは、次に、西洋の香りに着目し、オリジナルのアロマミスト作りを女子旅プランに取り入れました。また、“京都らしさ”といえば寺社仏閣ははずせないと思い、市街地からもアクセスしやすい八坂神社へ行くことにしました。

香りがもたらす効果

良い香りは気分を快適にさせてくれます。特に、嗅覚系の刺激は直接、脳の大脳辺縁系と呼ばれる、情動や本能を司る所に伝わるため、気分に強く影響すると考えられています。大脳辺縁系には好き嫌いを決める扁桃体、記憶に関わる海馬、内分泌系、自律神経系、免疫系の調節に関係した視床下部があります。香りの刺激が直接これらの部位に伝わると、これらの働きに強く影響すると考えられます(青島、2007)。

八坂神社

四条通東方面への突き当たり、石段の上で目に飛び込んでくるのが2頭の青銅製の狛犬と朱塗りの西楼門(にしろうもん)。国の重要文化財に指定され、八坂神社そして東山の象徴として市民や観光客からも親しまれています。(ちなみに、八坂神社の正門は南桜門です。西楼門側から来たら気付かずスルーしてしまう可能性大なので、ご注意ください!)

八坂神社は、656年に朝鮮半島にある高句麗から渡来した調進副使の伊利之(いりし)によって創建されたと伝えられています。境内には本殿の他にも、11つに違うご利益のある摂社・末社があります。例えば摂社のひとつである疫神社では、毎年119日に京都の冬の風物詩である疫神社祭りが行われ、厄除けなどが祈願されます。

 

引用文献
青島均(2007)香りの科学はどこまで解明されたか――アロマテラピー・森林浴・嗜好飲料―― フレグランスジャーナル社
八坂神社公式ホームページ http://www.yasaka-jinja.or.jp/
八坂神社疫社祭 http://kyototravel.info/%E7%96%AB%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E7%A5%AD
CLOSE UP 八坂神社 西楼門 http://micro.rohm.com/jp/rohm-saijiki/yasaka/6_closeup/closeup01.html

オリジナルアロマミスト作り

八坂神社

西楼門(八坂神社)

疫神社(八坂神社の摂社)