2019年４月12-13日、心理学科の新入生は淡路島に一泊研修に出かけました。

　ウェスティンホテルに到着し、お弁当を食べて学科長の講演を聞いた後、３つのクラスに分かれてミーティングを行いました。２年生と３年生のサポーターが工夫して用意してくれた聞き茶・聞きチョコ（お茶やチョコの銘柄を宛てるクイズ）や言葉によらない対話のレッスンなど、どのクラスもとても和気藹々として充実した時間を過ごしたようです。その後、全員で明石海峡公園に行き、グループに分かれてオリエンテーリング。桜やチューリップ・パンジー他、花が咲き誇る公園で散策を楽しみました。

　翌日は北淡震災記念館で、阪神淡路大震災の当時の語り部の方のお話を聞いたり地震体験をしたりしました。淡路島では地域のコミュニティがしっかりしているとのこと、地震後、近所の人は隣の家族がどの部屋で寝ているかを知っている人が多いため、地震後の救助も早く、被害を最小限に食い止めることができたそうです。自然災害の大きさを感じる一方、人間の復興の力の大きさ、繋がりの強さも実感しました。

　最初は緊張していた１年生も帰りのバスの中では気持ちがほぐれて笑顔が見られました。準備を手伝ってくれた先輩たち、当日きめ細やかに対応してくれたサポーターの皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

徳田仁子(2019年4月19日)