本学心理学科で保育士養成が始まり、今年度、一期生が卒業をむかえる年となりました。そこで保育士養成課程で学んでいる学生に、保育士資格取得に向けて頑張っていることをお尋ねしました。

【学生Ｉさんの報告】
　保育実習では、授業を受けるだけでは学べなかったことがたくさん学べましたし、子どもと関わることの楽しさを実感しました。同時に何人もの子どもと関わることの難しさやその重要さを学んだり、「先生遊ぼう!」と声を掛けてくれるたくさんの子どもたちの笑顔が見られたりと充実した実習期間でした。中には私あてにかわいいイラスト付きのお手紙を書いてくれる子どももいてとても励みになりました。
　もちろん実習は楽しいことだけではなく、今後の課題もたくさん見つかりました。勉強したつもりになっていた心理学の知識があまり身についていなかったことや、基本的な子どもとの関わり方についてなどが私の感じた課題でした。
　実習の事後指導で先生方からアドバイスをいただき、参考図書を読んだり、子どもに意識を向けてもらえるような声掛けの仕方や、手遊びのレパートリーを増やしたりと、今の私に出来ることを少しずつ頑張っています。