2020年２月６日ハートンホテル京都にて心理学科の２年生研修を行いました。

　まず、就職支援センター新村さんのグループワークから始まりました。各ゼミで協力して白紙を与えられてどのような形であれ、高く強く積み上げることが課題でした。グループの協力が必要な作業ですが三角に折って柱にして補強しながら積み上げた班や丸めて円筒にした班もありました。最近、採用試験にグループ面接を取り入れる企業が多く、グループ内でコミュニケーションを取ること、自分から話しかけることの大切さなどを教えて頂きました。また新村さん自身の就職活動をダイエットの話を交えながら紹介していただき、「自分をアレンジすることの面白さ」が印象的でした。３年生３月頃からの就職活動には紆余曲折があると思いますが、就職支援センターの就職対策講座などを活用しつつ、まずはセンターに行って話をすることからスタートだと思いました。

　次に現在キャリア生活を歩き始めている３人の先輩に経験から学んだことを話して頂きました。４年生のTさんは、就職活動を始めたものの途中で条件が合わず一旦中断し、ギアチェンジして、もう一度軸になる考え方を貫いた体験を語りました。大学院生のＴさんは試験勉強に使用した書籍を紹介しながら大学院の学習について紹介しました。就職３年目の卒業生Mさんは、大手の企業に勤務する毎日や仕事で出会った企業人との交流の面白さについて語りました。

 　午後からは女性キャリアセンターによる教育講座を行って頂きました。キャリアについての基本的考え方の他、お辞儀や敬語の仕方、メールや封筒の書き方など実習を交えながら教えて頂きました。マナーとは相手に対する「思いやり」であり、それが隅々まで行き届いていることがとても居心地よい場を作ると感じました。

　先輩方が自分自身の中で「何が好きで何を大切にしたいか」という共通の視点を持ち、長い人生の中で、人と出会い、仕事と出会い、その経験を大切にされていることがとても印象に残りました。２年生には今日学んだことを糧にして自分自身のキャリアを作り上げて頂きたいと思います。皆さんご苦労様でした。 

 徳田　仁子(2020年2月27日)