2026.04.30

【授業紹介】右京警察署と連携し、自転車ヘルメット着用啓発動画を制作しました【犯罪心理ゼミ】

心理学科の犯罪心理ゼミでは、右京警察署交通課と連携し、子どもと保護者を対象とした自転車ヘルメット着用促進動画を制作しました。今回の活動は、2025年度後期のゼミ授業を通して継続的に取り組んだ実践型プロジェクトです。

右京警察署との連携から始まったプロジェクト

きっかけは、右京警察署交通課からのご提案でした。自転車ヘルメットについては、子どもと保護者の双方に向けて、ヘルメットの大切さを伝える啓発が求められていました。そこで、本学の犯罪心理ゼミの2年生13名を中心に、時に3年生も加わり、ブレインストーミングや意見交換を繰り返し、子ども向けと保護者向けの2本の短尺動画を制作しました。

心理学を生かした「伝わる」動画づくり

子ども向けの動画では、人形を用いた親しみやすい表現を取り入れ、また、キャッチ―なテレビCMのフレーズを企業様の許可をいただいた上で使用するなどして短い時間で印象に残る構成を意識しています。一方、保護者向けの動画では、自転車事故に関するデータを示すとともに、ヘルメットを着用しやすくするための具体的な工夫を伝え、恐怖をあおるだけではなく、実際の行動につながるメッセージになるよう心掛けました。






右京警察署の方々へプレゼンテーション

動画完成後には、右京警察署の方々を本学にお招きして、報告会を実施しました。当日は、学生制作の啓発動画を上映し、制作意図や工夫した点について説明しました。その後、右京警察署の方々から講評をいただき、意見交換を行いました。最終的に、いただいたご意見やご要望を踏まえ、動画の内容を見直し・修正を行ったうえで、2026年度初めに、改めて完成版を右京警察署へ提出しました。






おわりに

今回の活動は、心理学の知識を「人の行動を変えるメッセージづくり」に生かし、地域の交通安全という身近な課題に取り組む貴重な機会となりました。学生たちは、右京警察署の皆さまと協働しながら成果物を作り上げる過程を通して、大学での学びを地域社会の課題解決に結びつけることの大切さを学びました。

最後に、右京警察署交通課の皆さまには、企画段階から完成まで丁寧なご指導とご助言をいただきまして、誠にありがとうございました。



京都光華女子大学 健康科学部 心理学科
准教授 河喜多 寛治

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