毎年実施している「心理実習」の施設見学が始まりました。
心理実習とは
心理実習は、国家資格「公認心理師」の受験資格に必須の科目で、公認心理師が働く現場を訪問し、そこに勤務する心理職をはじめ、様々な職種の方々からお話を伺う授業です。施設に通う利用者さんや生徒さんと関わる実習を行う大学もあります。
京都光華大学では、施設見学を中心に行う「心理実習Ⅰ」と、子どもと関わる「心理実習Ⅱ」の2つの授業を受講します。
6月の施設見学
今年度の「心理実習Ⅰ」では、4月と5月に事前学習を行い、6月中旬には少年院に、6月下旬には児童福祉施設に見学に伺いました。少年院の見学実習では、少年に直接関わることはありませんが、施設見学の後、少年たちの立ち直りを支援する法務教官の先生方から実際に院内で行われる支援に関するお話を伺いました。また、児童福祉施設の見学では、子どもたちの心理的ケアを行う心理職の先生方から、心理職に関するお話だけでなく、子どもたちの支援に関わる様々な専門職に関するお話と専門職間の連携に関するお話を伺いました。
9月からの実習
この後、7月の事前学習の後に、9月には、病院と大学とをオンラインでつないで、看護、福祉、心理の専門職の方々からお話を伺い、後日病院見学を行う実習と、10月には、今年度から新しく始まる警察署への見学実習が控えています。また、「心理実習Ⅱ」では、7月の事前学習の後、9月には、附属幼稚園で園児さんたちと関わる4日間の実習も行う予定です。
心理実習は、事前学習や実習記録など、時間をかけて取り組む課題も多い一方で、心理支援の現場での貴重な学びと、幼稚園では実習生たちの方が子どもたちとの関わりの中で癒されるという、2つの魅力がある受講生満足度が高い科目となっています。
※ここからは、宣伝です(笑)。
京都光華大学の心理学科では、多くの学生が心理実習を受講できるように、人数制限を行わず、履修条件(指定科目の単位取得と前年度の出席率)を満たせば受講できる仕組みを整備しました。また、他大学で、人数制限のために心理実習が受講できず公認心理師への道が閉ざされた学生さんのために、3回生からの編入学制度に加え、2年生の編入学制度も整備しています。
京都光華大学 健康科学部 心理学科
教授 鳴岩 伸生



