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教員コラム

卒論発表会を開催しました!

心理学科では、毎年1月下旬に、4年間の集大成「卒論発表会」を実施しています。

卒論発表会では、4回生一人ひとりが、自分が書いた卒業論文の内容を約10分間にまとめて、他のゼミの3,4回生と教員の前で発表します。今年は、3つのブースに分かれて、複数のゼミが合同で発表会を行いました。

卒論発表会は、卒論提出までの慌ただしさとは打って変わって、和やかな雰囲気の中で行なわれます。それは、きっと、卒論を無事に提出できたという安堵感と、自分自身の表現である卒論を書き上げた自信によって醸し出されるものなのでしょう。もちろん発表するときには、皆、緊張した面持ちで臨んでいます。でも、発表した後は、達成感に満ちた、いい顔になります。

今年の4回生は、彼女たちが2回生のときに必修科目を担当したので、私も一人ひとりをよく覚えています。ですので、彼女たちの発表を、2年前のことを思い出しながら、感慨深く聴かせてもらいました。一人ひとりが選ぶ卒論のテーマは、ほんとに人それぞれで、普段は見せない彼女たちの個性が表現されているように思います。

この発表会が終わると、4回生は、卒業式までの約2か月間、最後の学生生活を満喫します。卒業旅行に出かける人もいれば、内定先の企業の研修を受ける人もいます。社会人になると、なかなか長期の自由時間が持てないので、4回生の皆には、この期間を思いっきり楽しんで、充実した時を過ごしてほしいと願っています。

鳴岩 伸生(2016年2月5日)