大学で4年間大変お世話になる場所のひとつが、図書館です。先日、1年生の「心理学基礎演習Ⅰ」の授業にて、図書館員の方が図書館の利用方法や施設紹介をしてくださる「図書館ツアー」に参加しました。

大学図書館では、たくさんの蔵書から自分の必要とする資料を見つけるために、検索システムを使います。ツアーでは、実際にパソコンを使いながら、本学のシステムや新聞・雑誌記事のデータベースの使い方について、丁寧にご指導いただきました。

また、地下2階から地上3階までの施設見学もしました。ツアーの日は半袖でもよいくらいの暑い日でしたが、地下の空気はとてもひんやりしていました。地下には書庫があり、ここにも図書や学術雑誌などがあります。初めて入る書庫を、皆、興味深く見学しました。

地上階では、心理学関係の図書の場所や、個人の学習スペースについてご説明いただきました。

図書館にはたくさんの「知」がつまっています。あらゆる分野の先人が、考え、表現したことを、時空を超えて知ることができる場所です。すごいですよね！ぜひ、図書館をたくさん利用して、大学での学びを充実したものにしていただきたいと願っています。

ちなみに、ツアーに同行した担当教員2名は、どちらも図書館が好きです。
学校図書館にお勤めであったS先生は、本棚の間でたくさんの本に囲まれて本を読むのがお気に入りとおっしゃっていました。
また、教員Kも、大学時代には司書の勉強をしていました。図書館は物理的に資料を収めているだけのものではなく、データベースや図書館同士のネットワークも含めた、大きなひとつのシステムなんだと知った時、「知」を大切に守り利用者のために提供する図書館の精神に感銘を受けました。そしてそこに広がっているとてつもない「知」の世界を想像して、ワクワクしたことをよく覚えています。

1年生のみなさんも、これから、それぞれの方法で図書館を利用し、多くの「知」に出会ってくださいね！