京都光華女子大学 健康科学部 心理学科 ニュース オープンキャンパス連動企画「こたえてわかる!心理学」(8月7日)

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オープンキャンパス連動企画「こたえてわかる!心理学」(8月7日)

◆おでこの“E”

今回の「こたえてわかる!心理学」の体験は、ハスという研究者の実験を真似たものです。
最初にしていただいた手続きは、自分を客観的に見ている状態を作り出すためのものでした。これを心理学の用語で「客体的自覚状態」と言います。自分に対して、まるで他人を見るのと同様に、注意を向けている状態のことです。客体的自覚状態にある人は、自分の客観的なイメージを意識します。そのため、自分を外側から眺めやすく、額に書いたEも外側から見たものになることが多くなるのだと言われています。
さて、あなたの書いたEはどちら向きだったでしょうか?

引用文献
海保博之・神村栄一・倉澤寿之・古川聡(1995).クイズと体験でわかる心理学 福村出版 pp.149-152.

こういった内容は社会心理学の領域で研究されているのですが、「自己」というとても個人的なものに思えることにも、実は他者の存在が大きく関わっているというのが面白いと思いませんか?

本日この企画に参加してくださった方の回答の割合は、翌週アップします!(^^)

また、このページだけを見てくださった方は内容がよくわからないかと思いますが、企画のネタバレ防止のため、体験の内容は翌週に結果と併せて掲載予定です。ご了承ください。