社会的孤立や地域のつながりを学ぶ学生たちが、京都市中京区の教業学区で実施された「避難所運営ゲーム(HUG)」に参加しました。
教業学区は、二条城を含む京都市中心部に位置する地域です。災害時には、地域住民だけでなく、外国人観光客が避難してくる可能性があります。また、新しく地域に移り住んだ人のなかには自治会に加入していない人もいるなど、さまざまな地域特性があります。
今回のゲームでは、学生たちが4つのグループに分かれ、こうした地域の特性を踏まえながら、次々と避難所を訪れる人をどこに案内するのか、どのような配慮が必要なのかなどを考えました。
避難所には、高齢者や子ども、持病のある人、外国人、ペットを連れた人など、さまざまな事情を抱えた人がやってきます。限られたスペースのなかで、それぞれの状況に配慮しながら避難所を運営する難しさを、ゲームを通して体験しました。
振り返りでは、学生たちから次のような気づきがありました。
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「避難所では、年齢や性別、家族構成、持病など、さまざまな事情を持つ人が一緒に生活するため、それぞれのニーズに合わせた対応が必要だと気づいた」
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「限られたスペースのなかで、避難者をどのように配置すればよいのか考えるのが難しかった」
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「届いた情報を掲示板に掲載するだけでなく、情報を整理・分類して伝えることが大切だとわかった」
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「ペットを飼い主と一緒のスペースにしたが、アレルギーのある人もいるため、実際にはどのようにすればよいのか、さらに考えてみたい」
災害時には、普段から地域とつながりのある人だけが避難するわけではありません。地域とのつながりが少ない人や、特別な配慮を必要とする人を含め、「誰も取り残さない避難所」をどのようにつくるのか。
今回の経験は、学生たちにとって、社会的孤立や地域のつながりについて、災害という視点からあらためて考える機会となりました。

